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日本一早い桜のライトアップ(2ページ目)

沖縄の今帰仁(なきじん)城跡で開催された桜祭りをご紹介します。今帰仁城跡は世界遺産に登録されており、今年は村制100周年迎えます。カラーの光やキャンドルの光が暗い闇夜のなかによく映えていました。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

手作りの光の味


写真5.HIDランプでカラー照明された城壁この時期、沖縄は午後6時でも空は真っ暗にはならず、6時半過ぎてやっと暗闇になります。暗闇になると当然、ライトアップされた城跡と桜が浮かび上がります。城壁は外側も内側も青紫や緑、橙色の光を放つHIDランプによる投光器で照明されていました。


写真6.白色の蛍光灯でライトアップされた桜
入口から長い階段を使って城跡の上方に昇っていきますが、階段の両脇に寒緋桜が咲いています。これらの桜はおもに直管型の蛍光ランプ器具で白もしくはピンク色の光で照明されており、夜桜を見に来た多くの人で賑わっていました。


写真7.ペットボトルを利用した手作りのキャンドルスタンド
階段には別にアプローチの光として、ペットボトルの上部をカットした手作りのキャンドルホルダーと配線の必要のない、おそらく電池で光るLEDの器具が連続的に配灯されています。LEDの光は白い光で、キャンドルの暖かい光との対比が見られます。


写真8.キャンドルとLEDの連続した光
階段を昇りきると御内原という平坦な場所に出ることができます。そこでも樹木や城壁の一部がカラー照明されています。

この城跡の周辺や内部にはキャンドルライトやライトアップの以外、光がほとんどないため照明効果がとてもよく目立っていました。

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