照明・LED/照明器具・間接照明の基礎知識

電球型蛍光ランプの達人になる その1(2ページ目)

白熱電球から電球型蛍光ランプへの上手な交換方法をお教えします。交換できないものや、器具から出る光に差がでるものもあるので注意が必要です。後悔することのないよう参考にして下さい。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

電球型蛍光ランプの特徴


(1)種類と形状
写真1.電球型蛍光灯とコンパクト型蛍光灯(右端)
白熱電球のナスに似た形状をA形(EFA:写真左端)、ボール形の形状をG型(EFG)、スパイラル(左から2つ目)やチューブを折り曲げた形状(左から3つ目)のD型(EFD)、レフランプの形状のR型(EFR)と形状の種類も豊富です。その他メーカによっては、よりコンパクトな形状のT型(EFT)や屋外のスポットライトなどでも使用可能なビームランプと同じ形状のBR型(EFBR)も開発されています。

写真2.電球型蛍光灯を使用したペンダント
一般照明用白熱電球(ナス型の普通電球やクリプトンミニ電球など)から電球型蛍光ランプに交換される際には、同じ形状のランプを選ぶのが基本です。最近ではEFAも長寿命タイプ(10,000時間)が発売されましたが、一般のEFAは寿命が6,000時間に対してEFDは8,000時間あり、形状もコンパクトなので、ダウンライトなどの場合は器具に入れることができればEFDを使用した方が良いかもしれません。

写真3.EFAやEFGではなくEFDが入っているため違和感があります。
ペンダントやスタンドなど全体が光る器具で、下からランプが見える場合は、大きさに合わせてEFAやEFGを使用するとあまり違和感がないでしょう。


次の頁では、反射鏡付ランプの場合についてご紹介しています。
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