白熱電球器具への電球型蛍光ランプ使用の注意点
以前ご紹介した「白熱灯が使えなくなる?」の記事ではフランクフルトメッセlight+buildingの取材から、白熱電球に代わる光源の最新動向をご報告しました。東芝ライテック社の2010年までの白熱電球の一部生産中止のニュースに驚かれた方もいらっしゃるかと思いますが、今のところ松下電工社をはじめその他のランプメーカでは、生産中止の決定はなされていないので、数年後に白熱電球が全く使用できなくなるという状況にはならないと思われます。
とは言っても省エネを実践していくことは必要なので、今回は白熱電球(一般照明用電球)から電球型蛍光ランプに換える際の注意点をご紹介します。
まず蛍光ランプの種類ですが、オフィスや学校、駅などで見られる細長い直管型蛍光ランプ、住宅の天井などに多い丸い大型のシーリングライトで使用される、一重または二重の環型(丸型)蛍光ランプ、2本・4本・6本のチューブ状に折り曲げられた形状は、コンパクト型蛍光ランプ(点灯させるには専用の安定器を内蔵した照明器具が必要)と言います。そして、白熱電球と同じソケット(E26やE17)を持つ電球型蛍光ランプ(ランプの中に安定器が内蔵されている)があります。
次の頁では、電球型蛍光ランプの特徴についてご紹介しています。