生活場面に合った雰囲気づくり
写真6.お部屋のイメージに合わせたキッチン選びができる
ところで、作業面の照度がとれない装飾照明器具をキッチンに選ぶ際には、ダウンライトやスポットライト、間接照明など明るさをとるための照明を別に用意する必要があります。
その場合、装飾照明器具自体に強い光があたらないよう考え、また、それらの器具の影が作業面に生じないよう、器具の選定や照射方向に注意し、空間全体の照明計画として考えておくと良いでしょう。
また、照明器具の回路分けを工夫し、点滅・調光を駆使すると、食事の際の落ち着いたシーンや調理を行う明るいシーンなどの切り替えができ、生活場面に合った雰囲気を楽しむことができます。
写真7.洗面化粧台とモザイクタイルの展示
また、近くには別館として、照明専門のショールーム「LUCE」、コンテンポラリーデザインの革新を表現するブリティッシュブランド「Established & Sons」、ベネツィアンモザイクを扱う「SICIS」がありますので、併せてご覧頂けると良いでしょう。
なお、キッチン全体の照明に関しては、「アイランドキッチンと照明計画」の記事をご参照いただければと思います。
※ショールームにつきましては、トーヨーキッチン&リビング株式会社のHPをご覧ください。
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