インテリア照明/シーリングライト・ペンダントライト

シーリングライトの賢い選び方

天井につける乳白カバー付きの器具、シーリングライトを選ぶときの注意点をご紹介します。価格やカタログのイメージだけに左右されず、しっかりチェックすることが大切です。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

シーリングライトが多い日本の住宅


写真1.日本ではおなじみのシーリングライト
日本の住宅ではおなじみの、天井に直付けする蛍光灯の乳白カバー付き器具は一般にシーリングライトと呼ばれています。シーリングライトには白熱電灯用もありますが、蛍光灯用が圧倒的に普及しており、部屋の全般的な明るさを得るために使われます。

照明器具は住宅を購入するときに、部屋全般を照らす器具に関してはあらかじめサービスで付いている場合があります。そこには必ずと言ってよいくらい蛍光灯シーリングライトが付いています。


写真2.マンションでは初めからついていることも多い
照明器具をオプションで購入する場合も、住宅会社から勧められるものに蛍光灯シーリングライトが多いと言えます。その理由は簡単です。住宅の場合、たいてい天井の中央まで配線が来ており、そこに引っかけシーリングや埋込ローゼットなどが設置されています。シーリングライト器具はこれらのあるところに、簡単に取り付けることができるからです。

また、蛍光灯シーリングライトは部屋の広さに応じて、例えば8畳用とか10畳用などの表記があるため、それを参考に選ぶことができるのも大きな利点です。そこで今回はこのシーリングライトの賢い選び方をご紹介します。

蛍光灯シーリングライトはカタログの写真で、光の質などをおよそイメージすることが可能ですが、できれば店の売り場で確認できることが望まれます。その際、次ページの点に注意して選んでみましょう。

次の頁では、「価格だけがすべてではない」についてご紹介しています。
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