さて、買い換えの型のうち、先行型の特徴な何でしょうか?
「買い先行型」の特徴は、リスクを冒していちどきに二つの家を持つことです。これは、自宅を少しでも高く売ることに効果があると思います。ただし、ふたつの家を持てる資金力が必要で、これができる方は少ないと思います。
詳しくは、関連記事『買い先行メリット4+1』をご参照ください。
買い換えで一番困ることは、すべての段取りがついているのに、自宅が売れなかったときのことです。「売り先行」の特徴は、この売却という一番のリスクを真っ先に取り除くことができる安全な買い換え方法です。確実に自宅を売りきり、その代金を手にしてから、家の購入を行うので、その時になって資金が足りなくなったということは避けることができます。しかし、仮住まいのための費用がかかります。
詳しくは、関連記事『売り先行のメリットと注意点』をご参照ください。
さて、いかがでしたか?話がむずかしそうな買い換えも、こうして「売り」と「買い」に手順を分けて考えることで、頭の整理がつくと思います。買い換えのプロセスが見えたら、自分に合う型を見つけましょう。そして、家族が幸せになる家の買い換えを実現しましょう!
【関連記事】「売り」と「買い」どっちが先?(成功する家の買い換え基礎講座<3>
成功する家の買い換え基礎講座 バックナンバー
<12>マンションへの買い換えの盲点
<11>ローン解除条件付売買契約の関連
<10>都市銀行の買い換えローン
<9>茶の間のでできる買い換え資金計画
<8>下取り、買取りってどうなの?
<7>買い換え特約付き売買契約
<6>買い換えにともなう税金
<5>必ず売れる「値付け」の考え方
<4>「買い換えローン」は賢く使う!
<3>「売り」と「買い」どっちが先?
<2>仲介業者をどう選ぶ?
<1>家を売る前に知っておきたいこと
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。