メンテナンスも自分負担。実は心理的負担も大

賃貸オーナー業務は多岐にわたっており、実はとても大変
例えば賃料の5%など、一定額を払って業務の委託をすれば別ですが、自分だけで賃貸人の大家となるのはとても大変です。エアコンが壊れた、水漏れが起こった、排水管が詰まった・・・などなどの修理対応もオーナーとして自分で手配しなければいけません。普通に働いているサラリーマンには対応は難しいもの。また家賃滞納があった場合の取立てや、もし未入金などがつづいたら裁判に関する手続きなども必要になってきます。退去の際には立会いを行い、現状の確認や交渉も行わなくてはなりません。

先日、個人的にお話を伺った方で、転勤で行った九州にマンションを購入し、東京に戻ってくる際に物件を賃貸にだしたという方がいらっしゃいました。台風が来るたびに、マンションに何か不具合が発生するのでは?と怯えて暮らし、ほどなくストレスでマンションを処分してしまったそうです。

もちろん、入居者や物件次第では何も起こらない可能性もあります。しかし多くの物件を見てきましたが、退去時の原状回復の清算も含め、トラブルになるケースが多かったように思います。これらを回避するには、ある程度コストをかけて専門業者に委託するしかありません。

収入に見合ってる?まずはきちんと皮算用

いままで書いてきたように、「売る」ことに比べ「貸す」にはさまざまなものが付随してきます。収入を得ていることになるので別途確定申告も必要になります。マンションであれば管理組合への届出なども必要になります。先のコストや心理的負担、それら手続きの手間や労力に比べ、賃貸収入は見合ったものになっているでしょうか?

賃貸に出すなら、まずはその見極めが必要といえるでしょう。
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