今ある家、貸すのってどうなの?

賃料査定が月々のローンより高かったからといって安易に賃貸というのは避けたい
すでに物件を所有している方が、次に物件の購入を検討するとき、現在の家は売るか、貸すかの検討をすると思います。

この場合「売る」は非常にシンプルですが、「貸す」は実はこれがなかなか大変だったりします。

「家賃収入でローンを返せば大丈夫」なんて簡単に思っていたら大間違い

賃貸で検討する場合、まず賃料を査定してみます。この賃料査定だけで「家賃収入でローンを返せば大丈夫」と賃貸を決めてしまうのは最も危険です。例えばローンより5万も多く貸せても、後述のような金利のアップ分や業務委託料や修理費、管理費、修繕積立金、固定資産税、保険などがかかるうえ、減税の恩恵さえ受けられなくなってしまい、結果的にアップするどころかマイナスになってしまう可能性もはらんでいるからです。

借りてるローンはそもそも大丈夫?

公庫融資にせよ、フラット35にせよ、一般的な銀行などの住宅ローンにせよ、貸すにあたっては「自分で住む」ことが条件となっている場合が多いもの。賃貸に出す、ということになるとローンの借り換えが必要になってきます。しかし、ローンの借り換えをしようとしても通常の利率がいい住宅ローンではなく、金利がやや高めのセカンドハウスローンなどを使わざるを得ません。もちろん買い替えの手数料もかかるし、月々の支出も増えます。そのうえ、賃貸に出してしまうことにより、住宅ローン控除などの税制優遇や、処分するときの売却にかかる優遇税制なども受けられなくなってしまう可能性もでてきます。

次のページでは、「賃貸」に付随するさまざまな負担に関して説明します。