「ニュージーランドらしさ」が集中する南島中央部
「善き羊飼いの教会」が湖畔にひっそりとたたずむテカポ湖。夜には満天の星空を楽しめる。
■クライストチャーチ
東海岸に位置する南島最大の都市。19世紀、イギリス人によって開拓されました。現在でも、イギリスの面影を色濃く残す美しい町並みが特徴です。「ガーデンシティ」とも呼ばれるように、町中を流れるエイボン川周辺の緑豊かな公園や植物園などが見どころ。毎年2~3月には世界的にも有名なフラワーフェスティバルも開催されます。期間中は、町中が花々で彩られ、町のシンボルである大聖堂にはフラワーカーペットも登場! 花をモチーフにしたドレスのファッションショーも行われ、国内外からの観光客で溢れます。
列車トランツアルパイン号。展望列車から迫力のある景色を楽しめる
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■テカポ湖
サザンアルプスの山々が反射するミルキーブルー色の湖畔にたたずむのは、その景観の美しさから地元でも有名な「善き羊飼いの教会」。日本から挙式をするために訪れる人もいるというほど、人気の高い教会です。
テカポ湖周辺は、クライストチャーチから南島南部への中継地として、ホテルやユースホステルなどの宿泊施設やレストランも充実しています。
マウントクックへ向かう途中の道。まっすぐな道を走るのは爽快
テカポ湖から車で1時間半の、ニュージーランド最高峰(標高3,754m)のアオラキ(別名:マウントクック)にも足を伸ばしてみましょう。アオラキとは先住民族マオリ語で「雲を突き抜ける山」という意味で、その名の通り18もの山頂といくつもの氷河によって形成されています。
初心者でも手軽に楽しめる散歩コースから、半日かかるハイキングコースまであるので、自分のレベルに合わせて挑戦してみては。また、周囲の山々をのぞむ遊覧飛行や500年前のタスマン氷河を見に行くツアーもおすすめ。