開放感のある明るい浴室であれば、一日に何回も入浴したくなるのかもしれません [ラ・バス] |
あなたはお風呂に誰と入りますか?
お風呂場の悩みは何ですか?
これからの季節、あたたかいお風呂が恋しくなるもの。そんなお風呂や入浴に関しての興味深い調査結果が発表されました。今回はその中から、いくつかをピックアップしてご紹介しましょう。
【出典】 「日本人の入浴に関する調査」 調査対象:15歳以上の男女 調査パネル:男女1236名 インターネット調査 INAX調べ 【記事内使用写真】 INAX
夕食後から就寝までに。一人でリラックス
最初に、入浴の頻度やスタイルについてみていきましょう。毎日入浴する人は8割。時間は、「就寝前に入る」方が半数で、夕食後が約4割。夏になると、「朝起きてすぐ」という方や「夕食前に」という方も増えてきますが、平均的なバスタイムは「夕食後から就寝まで」と言えるようです。ということは、浴室は、夜に使用する空間としての安全性やリラックスできる工夫も考慮したいですよね。特に照明プランは、安全性はもちろん、癒しの効果を期待できるものも提案されています。ショールームでは、実際に点灯して使い勝手や雰囲気を確認するようにしましょう。
次に誰と入浴しているか、というと、9割の方が「一人でお風呂に入る」と答えています。一人で入る理由としては、「リラックスしたい」が多数を占めており、浴室=リラックス空間となっていることがわかります。しかし、小学生以下のお子さんがいる場合は、「子供と入る」方が平日で61.7%、休日で68.5%。忙しい毎日の中、重要なコミュニケーションの場として考える方も多いのでしょう。
■一人で入る理由は?(いくつでも)※単身世帯を除く
実際、家づくりの際の希望の中でよく聞かれるのが、「子どもと一緒に入れる大きな浴槽にしたい」という声。とはいえ、「せっかく大きな浴槽にしたのに、結局一緒に入ったのは数回だけ。もっとコンパクトな浴室でもよかった」という声も。家族の年齢やライフスタイルを考慮しないと、宝の持ち腐れ、という場合もあるようです。予算も含めて、どんな浴室にするか、優先順位を決めて選ぶようにしましょう。
ちなみに夫婦で入ることがありますか?という質問に対して、一緒に入らないと答えた人は6割。一緒に入りたくない理由としては、女性は、「入浴の時間帯が異なる(51.1%)」「夫と入るとリラックスできない(38.5%)」「狭い(28.7%)」を挙げ、男性は「入浴の時間帯が異なる(48.0%)」「狭い(35.4%)」「妻と入るとリラックスできない(14.8%)」となっています。
次ページでは、浴室空間についてみていきましょう。