住宅用火災警報器が命を助ける
【表1】火災による死者の発生した時間帯(東京消防庁発表)。数字は人数。死者が発生した時間帯で最も多いのは0~6時です。 |
平成19年1月19日現在の東京消防庁の発表によると、火災による死者の発生した時間帯は0~6時が最も多かったことがわかります(表1参照)。このことから、火災による死亡事故は就寝時間内に多く発生し、火災に気がつくのが遅れたことが原因だと考えられます。
住宅用火災警報器は煙や熱を感知してブザーなどで火災発見を知らせます。この様な警報器を、寝室や居間、台所、階段などに設置することで多くの命が助かるとされています。
設置方法やメンテナンス方法は購入した火災警報器に記載してあり、適切な設置とメンテナンスを行えば誤作動もおこりません。取付方法は思ったよりカンタンで、なにより自分で設置すれば安くすみます。設置義務の期間は各自治体ごとに異なりますが、先延ばししても良いことはありません。さっそくホームセンターへ行って、住宅用火災警報器を探してみてください。
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【関連サイト】
総務省消防庁ホームページ
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