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自分でつけてみよう!住宅用火災警報器

3月1日~7日は全国春の火災予防運動です。東京都では全ての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました(平成22年3月31日までに取り付け)。住宅用火災警報器を自分でカンタンに取り付ける方法を解説します。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

ホームセンターに出かけよう
ホームセンターでは多種多様な住宅用火災警報器を売っています。
3月1日~7日は全国春の火災予防運動デーです。東京都では全ての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました(平成22年3月31日までに取り付け)。皆さんの住まいではもう設置がお済ですか?

悲しいことに、設置義務付けを理由に法外な値段で取付を行う悪徳業者も横行しています。どうしたらいいかわからずなかなか設置できない……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

住宅用火災警報器はホームセンターなどで数千円から販売しており、自分で設置すればそれ以上の出費はナシ。取り付け方は意外とカンタンです。今回は、電気工事不要の乾電池式の火災警報器を自分で取り付ける方法を解説します。

まずはホームセンターへGO!

熱感知方式の火災警報器
熱感知方式の住宅用火災警報器。台所など煙の出やすい場所への設置に適しています。
まずはお近くのホームセンター、防災設備取扱店、家電量販店の住宅用火災警報器のコーナーへ行ってみましょう。

電気工事が不要で、ドライバー1本でつけられる乾電池式のものが数種類ならんでいるでしょう。電池式では電池寿命2年程度のアルカリ電池方式のもの、電池寿命10年程度のリチウム電池方式のものがあります。長くもつ電池のほうが約2倍程度の値段になります。

あるホームセンターでは、アルカリ乾電池式のものが4,000~5000円/個程度、リチウム電池方式のもので7,000円~8,000円/個程度で売られていました。電池はなくなるとお知らせランプなどで知らせてくれるのでそれを目安に電池交換をします。

電池の違いの他に、熱を感知してお知らせするタイプ(熱感知方式)、煙を感知してお知らせするタイプ(煙感知方式)の二種類があります。台所など煙が良く出る場所には熱感知式のものを、そのほかの部屋には煙感知方式が適しています。売られている器具に「寝室用」「台所用」とうたっているのでつけたい部屋に向く器具を選びましょう。

それでは次のページで火災警報器をつける部屋、天井のどこにつけたらよいか、メンテナンス方法をみてみましょう。
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