外廊下型マンションでもくふう次第で通風を得られる
外廊下型のマンションでも、くふうにより通風を得やすくなっているものもあります。例えば、外廊下と外廊下に面する個室との間にちょっとした吹き抜けのようなスペース(光庭、ボイド)があると、北側の個室のプライバシー性が高くなり、窓が開けやすくなります(図2参照)。この形は外廊下を歩く人の足音など騒音面、防犯性の面からも優れています。これだけで住まい心地に大きく差がでます。
いかがでしょうか。同じ間取りなのに吹き抜けがあるのとないのでは大きな違いがあるのです。
それでは次のページで窓のある方位と注意点をみてみましょう。