郊外型マンションの最新セキュリティ
ゲーテッド・マンションイメージ。敷地が広く数棟からなり共用施設が充実している。 |
広い敷地に数棟のマンションで構成され、共用施設が充実した郊外型マンションでは、敷地の外周をセキュリティで囲んでしまうゲーテッド・マンション形式が注目されています。
ゲーテッド・マンション、ゲーテッド・コミュニティとは、1980年代からアメリカで広まった集合住宅の形で、敷地の周囲を壁とゲートによって囲い、敷地を外部と切り離して防犯性を確保する手法です。
日本のゲーテッド・マンション
日本でも出現しはじめたゲーテッド・マンションですが、当初は敷地内に居住者しか入れず要塞のようだ、地域と断絶している……などと批判もありました。しかしその後も採用するマンションは着実に増えているようです。
敷地内に公園があったり、一日をその敷地を一歩も出ず過ごせるほど共用施設が充実しているケースが多く、同じような価値観の人が集まって住み、防犯性の高さからも人気があるようです。郊外型マンションの先進型ととらえてよいでしょう。
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以上、近年マンションを舞台に起こった犯罪と解決例、都心型・郊外型マンションの最新セキュリティ例を取り上げました。お住まいの地域によってどの程度の防犯性が必要か変わります。立地特性と照らし合わせ、住まいに十分なセキュリティ体制が取られているかチェックしてみてください。