住宅設計・間取り/キッチン・洗面・寝室・子供部屋の間取り

思春期の子育てを家づくりでサポート!個室の与え方・使わせ方に気を配ろう(2ページ目)

子育てで難しい年頃というのは思春期の始まる小学校5、6年生。家の中では1人になれる場所を求めます。個室は場合によっては非行の密室、孤独な独房になります。プライベートと団らんの場の上手なつくり方とは。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

ガイド佐川が現在携わっている住宅のリフォームでは、個室間のつながりが意識してつくられています。壁は完全に仕切るのではなく、欄間や格子の開口部を設けることによって光や空気が取り込まれました。またこれにより家族の気配を感じることができるのです。

個室にひと工夫!

キッチンで料理をつくるのを横
目に階段下スペースで子どもが
遊ぶ。奥の部屋とは床高40cm
違う。
キッチンのごちゃごちゃ感を見せ
ない程度に、空間を開ける。光も
よく差し込む。
玄関からすぐに2階に上がれるが
階段脇の壁をわずかに開けるこ
とで奥の部屋にいる人と目線が合
う。
2階夫婦寝室(手前)は戸がない。
子ども部屋(奥)は引戸で開け閉め
が自由。上部は欄間。
部屋の明かりが戸のスリガラスと
上部の欄間から洩れる。
階段の踊り場床下部分を開け、上
に上る人の足元が階下から見える。


その他の家づくりの工夫集!
その1.ポイントはエコハウス!家出しても帰りたくなる家づくり 
その2.小学校殺人事件と「住居空間力」
その3.壁なし住居"で良い子が育つ!?
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