お茶・コーヒーとお菓子の出し方……順序と位置のマナー
和菓子も洋菓子も、お菓子が先でその後にお茶やコーヒー、紅茶をお出しします。その際の注意点は以下のとおりです。
■お客様の正面にお菓子
お客様が召し上がる際、フォークや楊枝を使いやすい位置に置くのが正解です。お菓子類はお客様の正面に置くようにしましょう。
■お客様の右側にお茶
ご一緒にお菓子も召し上がっていただくなら、お茶はその右側に置きます。
■お茶だけの場合は中央か右側
お菓子をお出しせずに飲み物だけ億場合は、お客様の正面、もしくはやや右側に置きましょう。
日本茶の場合
■湯呑みと茶托はセットにしない湯呑みと茶托は予めセットせずに、別々にお盆に乗せて運びます。お客様にお出しする直前に、お盆の上でセットしましょう。
■湯呑みは絵柄の位置を確認
一部に柄が描かれている湯呑みは、絵柄がお客様の正面にくるようにお出しします。これがおもてなしの心ですね。
■木目も確認
木目がある茶托の場合は、木目の線が、お客様から見て横になるようにします。
■お出しするときは両手で
心を込めて淹れたお茶は、「どうぞ」と必ず両手で丁寧にお出しします。
カップ&ソーサーの場合
最近では、飲む前にわざわざカップを回さなくてもいいように、初めからカップの持ち手を右側にセットするのが主流になっています。もちろん、左と右、どちらもOKです。お砂糖やミルク、スプーンの位置は、お客様が使いやすいようにソーサーの手前、もしくは右側などにセットします。
最近は初めからカップの持ち手を右側にセットするやり方が主流
サイドテーブルがある場合、ない場合
お盆は一旦サイドテーブルに置き、そちらで湯呑みと茶托をセットしてください。もしサイドテーブルがない場合は、テーブルの下座側に一旦置きます。【関連記事】