注文住宅/家づくりの流れ・基礎知識

もっと知りたい家づくり困りごとシリーズ2(2ページ目)

困りごとシリーズ第2回のテーマは、「お金と現場」です。追加工事や変更工事によるコストの問題、工事中のトラブルなど。解決法をお教えします。どうぞご覧下さい。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


佐川旭の建築診療室 (Q1・Q2)

追加工事がやたらと多い
Q1
          
      契約時に工事内容と見積り金額をチェック!
          
-処方箋-
工務店や設計者に依頼した場合とハウスメーカーに依頼した場合とでは追加工事の意味合いが違います。
工務店や設計事務所に依頼した場合、ある程度打ち合わせを重ねながら見積りを算出していくため、建て主が工事中に追加変更した分のみ金額が発生します。一方、ハウスメーカーの場合は「標準仕様」と「オプション」があります。標準仕様の段階できちんと打ち合わせをし、あいまいな点をつくらないことが大切です。そして、追加、変更を行うときはその都度見積りを出してもらい納得してから発注依頼をすることです。

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細かな見積り金額がない
Q2
          
      一式見積りは見積りではありません!
          
-処方箋-
見積りには工事総額金額はもちろん、工事の種別ごとの数量や単位が記載されています。一式見積りとは工事金額と工事種別ごとの見積りであって、数量や単位が入っていません。概算見積りであれば細かい数字まで必要ありませんが、正式な見積りにおいては細部まで確認していないとトラブル発生の原因になります。
とりあえずということで進まないようにしましょう。

建築診療室、Q3とQ4はこちら!→次のページへ
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