カナダ/カナダ基本情報

カナダ旅行の基本情報・日本からのアクセス

カナダ旅行前に必読。行く前にわかる、行ってから納得。カナダへの行き方、気候、時差、通貨、飲酒ルールなどカナダ旅行に必要な情報を網羅してお伝えします!

執筆者:下村 猛

知っておきたい! カナダの基本情報

エメラルドグリーンの湖や氷河に圧倒されるカナディアンロッキー、世界三大瀑布に数えられるナイアガラの滝、紅葉の美しいメープル街道、夜空を彩るオーロラなど、カナダは大自然の魅力たっぷり。そのカナダを楽しむために、まず押さえておきたい基本情報をまとめました。
氷河と険しい峰に囲まれたレイクルイーズ(写真提供:トラベルアルバータ)

カナダを代表する風景、レイクルイーズ  写真提供:トラベルアルバータ
 

日本からカナダへのアクセス

バンクーバーとトロントに直行便を運航するエアカナダ

バンクーバーとトロントに直行便を運航するエアカナダ

現在、日本からカナダへの直行便が就航しているのは成田空港と羽田空港。バンクーバーへはエアカナダと日本航空が成田から、全日空が羽田から毎日運航しています。また、エアカナダは羽田からトロントへ毎日運航しているほか、週3~5便でカルガリーへのフライトも運航しています。また、2015年夏シーズンより、エアカナダが関空~バンクーバー線の運航を再開する予定です。 直行便だけではなく、経由便でのアクセスも可能。米系航空会社を使って、シアトル、ポートランド、デトロイトといったアメリカの都市を経由するという行き方もあります。直行便が運行されているバンクーバーやトロント以外が目的地なら、こちらのほうが早い場合も。そのほか、ソウル経由などのアジア便の使用も可能。 所要時間は成田・羽田からカナダの西玄関バンクーバーまでが約9時間、東のトロントまでが約12時間となります。いずれもジェット気流の影響で帰りは向かい風になるため、帰りの所要時間は行きの時間にプラス1時間を目安に。

カナダへの渡航にビザは必要ありませんが、空路で入国する場合、2016年3月15日より電子渡航認証(eTA)の申請が義務付けられました。費用は7カナダドルで、支払い方法はクレジットカードのみ。カナダ政府のホームページにてオンラインで申請可能です。詳しくは下記カナダ政府のホームページにてご確認ください。

カナダ政府公式ホームページ 電子渡航認証(eTA)申請

 

カナダの国内移動

バンクーバーもしくはトロント以外の町へは、国内線を乗り継いで行きます。カナダは日本の27倍もの面積を持つ広大な国なので、効率的な移動には飛行機が一番。ただし、運賃も一番かかる移動手段です。

旅情たっぷりの鉄道の旅だが、利用の際には時間に余裕を持って 写真提供:VIA鉄道

旅情たっぷりの鉄道の旅だが、利用の際には時間に余裕を持って 写真提供:VIA鉄道

その他、鉄道やバスという選択肢もありますが、移動に時間がかかるため、旅程に余裕のない人には不向き。特に鉄道は東部の一部地域を除いてはあまり本数も多くないので、使い勝手も良いとは言えません。

一方で、ロッキーを車窓に眺めながらの大陸横断鉄道は旅情豊かで、鉄道そのものがアトラクションとしての魅力たっぷり。時間に余裕がある人には大いにおすすめしたいルートです。

大陸横断鉄道カナディアン号についての詳細はこちら>>>カナダの大陸横断列車、VIA鉄道 カナディアン号

 

カナダの公用語

ロッキーで見られる熊注意(!)の看板。英仏両語で説明書きがある

ロッキーで見られる熊注意(!)の看板。英仏両語で説明書きがある

カナダは英語とフランス語の2ヶ国語を公用語としており、空港や道路標識などの公共物からスーパーの店頭に並ぶ商品の表示にいたるまで、全部2ヶ国語表記です。ですが、カナダのほとんどの地区では英語のみが使用されていて、フランス語を耳にすることはあまりありません。

フランス語は東部のケベック州とニュー・ブランズウィック州の―部のみで使用されています。逆にケベック州では、大都市のモントリオールでこそ英語が通用しますが、地方に行くと英語がまったく話せない人がほとんどです。

日本語については、人気の高い観光地のホテルやショップ、レストランなどでは日本人スタッフがいることもありますが、ハワイのようにどこでも使えるというレベルではないので、過度な期待は禁物。
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