かつて日本に階段はなかった

かつて日本の家屋は一般的には平屋建てでした。その後江戸時代に入ると、2階建ての町家などがだんだんと増えていきましたが、階段はなぜか冷遇されていました。明治時代に入ると箱階段が考えられ、一般の町屋を中心にやっと普及していったのです。

生活者の知恵が箱階段をつくった!

箱階段が魅力的で今なお人気があるのは、階段という単純で質素なものを家具にも匹敵するように仕上げてあることです。まさに生活の知恵を生かした職人技とセンスの良さのたまものなのです。
箱階段には昇降手段としての本来の階段機能に加え、日常の便利さを考えた生活者の知恵やデザイン感覚が実に上手に取り入れられています。



階段上部から正面をみる
正面には鏡が貼ってある


設計:毛綱毅曠建築事務所
(佐川が独立前に勤めていた)


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