設計のプロセスと施主の希望


施主:

設計:


家を建てる・注文住宅で一からつくりたい!となれば、住み手は要望を持って設計者に伝えなければいけません。しかし要望といってもいざ考えてみるとなかなかぱっと浮かんでこないものです。そこで新居での新生活に向けてテーマを見つけましょう。具体的でなくても生活のテーマ、イメージを話すことによって、一通りに限らず思いもつかなかった間取りまで提案してもらえるでしょう。

例:「家でひなたぼっこがしたい。家はリラックスできる場所でありたい。」の場合


●生活のテーマより→アイデアプランをつくる
1. 日当たりを考えてガラス窓を大きく取ったプラン
2. 縁側を設けるプラン
3. 大空間のリビングダイニングがあるプラン
4. 中庭のあるプラン
5. 浴室を贅沢に構えたプラン


ひなたぼっこ、リラックスのキーワードから連想させるだけで5つのプランが現われ、そこから住む人の趣味や行動パターンなどと結びつけることによって、より生活が見える間取りに成形されていきます。

●上のアイデアプランより→この家族の生活1~3を検討する:
・ 自然が好き 
・ 一人で本を読んだり、音楽を聴く時間を大切にしている。
・ 休日や就労時間が不規則である。


●中庭のアイデアからプランニングを発展させたとき:
夫婦と老夫婦の寝室を別階にする。寝室とリビングは中庭に面する。中庭を植栽すれば、自然を常に感じることができ、少ない光も差し込みます。周囲の環境にもよりますが、月明かりも差し込みます。また吹抜けの中庭を通して、上下階の人の気配を感じることができ、安心感がもてます。

テーマからその特徴を捉えて、家のプランに反映させるのです。

様々なテーマの中に見えてくる生活をのぞいてみましょう。→次のページへ