シングル・DINKS向けマンション/DINKSのマンション購入

将来価値でみる中古マンション3 修繕積立金(3ページ目)

将来価値でみる中古マンションシリーズ3は「修繕積立金」です。修繕積立金は、新築分譲時に予め決められているのが一般的。どのくらいの金額が妥当なのでしょうか。

大久保 恭子

執筆者:大久保 恭子

これからの家族と住まいガイド

将来価値を向上させるマンションリフォーム

修繕計画
築約30年のマンション。エントランスまわりに、最先端セキュリティシステムを導入したリフォームが施されています。
将来価値は維持するだけでなく、向上させることもできます。たとえば、築30年超のマンションのエントランスまわりをリフォームする、最先端のセキュリティシステムを導入するなど、社会の変化に対応することで、新築マンションに劣らぬ価値を創造することも可能です。

こうした価値向上は住民の資産価値についての考えが一致していることや、マンション市場のトレンドや建築技術の進化などの専門知識、資金力などが伴わないと、実現できるものではありません。管理組合を法人化したり、維持管理のマネジメントをマンション管理士などの専門家に委託するなど、一般の住民では手におえない専門的な領域をプロに任せる管理組合も増えつつあります。

人生90年時代。30代のDINKS世帯がマンションを買ったとして、場合によっては60年間そのマンションに住むことが予想されます。また、そのマンションを貸したり、売ったりすることで老後の生活資金を捻出する必要が生じることもあるでしょう。

いずれの場合も、マンションの将来価値は高いほうが、不確定要素の多い長いこれからの人生を考えると、安心・安全な気がしませんか。


次回は、シリーズ4「居住者のコミュニティ」についてお話しします。お楽しみ!


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