「ご出身は?」「お国は?」。初対面同士を一気に打ち解けさせる一言ですね。出身地(県)を知ることで、相手の性格や個性を探そうとしています。県民性は単なる統計で根拠のあるものではありません。しかし、その地に残る固有の風土・文化などが影響して、生まれ育った地域の独特の気質や共通した行動パターンを持っていることは否定できないのではないでしょうか。

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県民性で探す田舎暮らしシリーズ。
今回は、「兵庫県人」の体内に組込まれたDNAを探ります。県民性からみた、あなたにピッタリの田舎暮らしを見つけてみよう。

5つの顔を持つ兵庫

兵庫県といえば、やっぱり神戸のオシャレ・ハイカラといったイメージが先行しますね。しかし、兵庫県は広く、5つの顔があるといわれています。神戸を中心とした東部の摂津、姫路を中心とした西部の播磨、内陸部の丹波、日本海側の但馬、淡路で構成され、それぞれの地域柄が異なっています。(昔の「国」でいう5つに加え、美作、備前の一部も足して7つの顔とも)

摂津は、淡路とともに温暖でのんびりとした瀬戸内のせいか、明るく開放的な気風、好奇心と向上心に溢れているといわれます。丹波と但馬は山陰タイプの日本海型の文化圏にあり、内気で辛抱強いが優柔不断。播磨は豪毅で自己主張が強く見栄っ張りな面があるようです。異なる歴史背景や風土・産業が生んだ様々な気質の人間が暮らす兵庫。まさに、「県民性の見本市」と言われるゆえんです。

兵庫県全体はというと、新しくても良いものなら素直に採り入れる、挑戦的な県柄。日本で初めてのゴルフ場や生協の誕生地であったり、日本のファッションは神戸からといわれるぐらいですから、偏見を持ったりすることが少ないようです。外国文化の窓口である神戸港の影響か、進取性に富み新しい文化をと入れるのが早く、排他性もなく移住者には居心地の良い地域でもあります。

兵庫の県民性は、あなたの田舎暮らしの候補地にピッタリですか?

◆兵庫県のプロフィール

兵庫県は日本海から太平洋にまたがる広大な県土を擁し、気候や風土が異なる多様な地域を包含しながら、個性豊かで多彩な都市と農山漁村、離島から構成されています。

多様な気候と風土を通して、夏には日本海や瀬戸内海などで海水浴やマリンスポーツ、冬には但馬地域などでスキー。また、日本最古の温泉である有馬温泉や、全国的に有名な城崎温泉、湯村温泉などがあり、田舎暮らしのための環境もバラエティに富んでいます。

兵庫といえば神戸市やその周辺に目がいきそうですが、田舎暮らしにピッタリの地域があることも忘れてはいけません。「小京都」と呼ばれる特色のある地域をピックアップしました。

・龍野市(播磨の小京都)/脇坂藩5万3千石の城下町。清流揖保川のほとりには、今も家老門や武家屋敷、醤油蔵がたたずみ、しっとりとした情緒を感じさせます。龍野城跡など見どころが集まる旧市街では、細い道に迷い込む楽しみが。

・出石町(但馬の小京都)/古事記にもその名を記された長い歴史を持つ5万8千石の城下町。出石城址・家老屋敷・酒蔵など、古い佇まいがあり、現在も、城の北側を中心に碁盤の目に区切られた美しい町並みを残しています。

・篠山市(丹波の小京都)/丹波の小京都として知られる城下町。今も篠山城の見事な石垣と濠が残り、春は桜の名所。城下の商店街として栄えた河原町には意匠を凝らした妻入商家群が残り、能楽資料館や丹波古陶館とともに京文化の香りを伝えています。

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