田舎暮らし/田舎暮らし・スローライフ情報

個性が競う合衆国!長野の田舎暮らし

県民性で探す田舎暮らしシリーズの長野編。なにげない振る舞いにハッキリ現れる地域の気質。移住先を見つける新しい方法として県民性に注目します。

堀江 康敬

執筆者:堀江 康敬

田舎暮らしガイド

「ご出身は?」「お国は?」。初対面同士を一気に打ち解けさせる一言ですね。出身地(県)を知ることで、相手の性格や個性を探そうとしています。県民性は単なる統計で根拠のあるものではありません。しかし、その地に残る固有の風土・文化などが影響して、生まれ育った地域の独特の気質や共通した行動パターンを持っていることは否定できないのではないでしょうか。

↓県民性で探す田舎暮らしシリーズ バックナンバー↓
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今回は、長野県をご紹介。信州人の体内に組込まれたDNAを探ります。県民性からみた、あなたにピッタリの田舎暮らしを見つけてみよう。

こたつ文化は長野の県民性

長野の県民気質を地元の人にアンケートすると、「理屈っぼい」「まじめ」「頑固」「世話好き」「議論好き」「努力家」とイメージがあがってきます。どうやら、冬は寒いから囲炉裏にあたりながら教育が行なわれ、他人に負けないようにと読書が奨励されたことで、議論好きな信州人の県民性が生まれたようです。これを「こたつ文化」と呼んでいます。

とことん話し合うことでお互いを理解していくという民主的な反面、まじめで冗談が通じにくく、理屈ぽく何事も裏付けがないと納得できないという、堅物イメージが強い面もあります。

勤勉で、実学を尊ぶ気風が強いという県民性も持っています。また、人材育成に大変熱心で全国的にも「教育県」といわれてきました。江戸末期には、寺子屋が1300余りもあり、全国の1割以上も占めていました。その後も私立学校が数多く設立され、現在も教育熱心な県と評価されています。

南北に長い県ということから、北信と南信では気候風土が異なり地域性にも差異が見られます。中北信は積雪も多く、冬の寒さは厳しいのに対して、南信は気候も温暖であるとことから、話す速さも語調も穏やかで、温和でのんびりしている人が多いといいます。北に行くほど内向的、県南は情緒的な人が多いとも。

長野の県民性は、あなたの田舎暮らしの候補地にピッタリですか?

◆長野県のプロフィール

長野県は「盆柄」の県と言われています。海の無い内陸県で、長野,上田,佐久,松本,諏訪、伊那と六つの盆地それぞれのが生活・文化・経済圏を形成しています。盆地単位でそれぞれ異質な地域社会が構成されていたものを、廃藩置県で一つの県にまとめたという経緯があり「長野県は信州合衆国だ」と言い切る県民もいるほどです。

3000m級の山々や日本百名山が連なる槍・穂高連峰を始め、長野県下の主要な山岳地域は、中部山岳国立公園、南アルプス国立公園、八ヶ岳中信高原国定公園、中央アルプス県立公園などの自然公園内にあり、貴重な山岳環境を次世代に引き継ぐための様々な活動が行われています。

国際的な保険休養地だった軽井沢、高原の城下町小諸、日本の原風景が残る安曇野、ウィンタースポーツのメッカ白馬連峰。そして、2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」の舞台へ。今年の信州は注目大です。

◆長野の県民性ランキング

・平成大合併後の村の数/1位(長野県37、沖縄県19、福島県16)
・一人当たりの老人医療費/最下位(平成2年度以降連続14年間全国一の低さ)
・男性の平均寿命/1位(女性は第3位、さすが健康・長寿県)
・山岳数/1位(標高300m峰14座、日本百名山29座共にその数日本一)

*参考データ/NHK放送文化研究所、厚生労働省大臣官房統計情報部、国土交通省、農林水産省、総務省、他


◆長野県移住のための口コミ情報

・長野県人ではなく信州人と呼ばれたいらしい
長野県人は長野という地名より「信州」や「信濃」という呼び名に親しみをもっている。長野というのはあくまでも長野市のことであって、長野県全体を表す言葉ではないそうだ。長野県全体のことをいうなら「信州」である。
全国には県名を充てた国立大学が多いが長野県は「信州大学」だし、「信濃毎日新聞」「テレビ信州」といった長野県を代表する企業・団体は「長野」を名乗っていない。長野市以外の県民にむかって「長野人」と呼びかけるのは控えるべし。

・県民歌をソラで歌えるのが当たり前らしい
どこの県にも県歌というものが定められているが、たいていの都道府県の人はそれを知らないはずだ。ところが、長野県では県歌「信濃の歌」はほとんどの人が歌えるのだという。明治時代に作られたものだが、今でも古い文語体の歌詞を、それも六番までそらんじて歌える人でなければ、信州人ではないと言われるほどのアイデンティティになっているらしい。長野移住前に「信濃の歌」を覚えておくべし。

・日記を書かないと一日が終わらないらしい
日記帳の販売数から推定すると、長野県で日記を書いている人の数は約22万人に及ぶ。これは県民10人にひとりは日記を書いていることになる。その理由は、何でもメモに残しておきたがる几帳面な県民性によるといわれる。また、ラジオ番組へ投稿するリスナーが最も多いのも長野県。う~む、文章を書くことが好きな県民なのである。

◆長野県が解るブックマーク集

・オフィシャルサイト>>長野県ホームページ-Web site 信州-
・田舎暮らし情報>>田舎暮らし楽園信州:長野県庁
・長野県の旅情報>>さわやか信州旅ネット
・長野県の観光情報>>[信州]All About

次回予定は、ばあちゃんパワーが炸裂する「がばい佐賀県」です。

*掲載写真は全てイメージです。タイトル写真提供/大井啓嗣さん
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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