「ご出身は?」「お国は?」。初対面同士を一気に打ち解けさせる一言ですね。出身地(県)を知ることで、相手の性格や個性を探そうとしています。県民性は単なる統計で根拠のあるものではありません。しかし、その地に残る固有の風土・文化などが影響して、生まれ育った地域の独特の気質や共通した行動パターンを持っていることは否定できないのではないでしょうか。

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県民性で探す田舎暮らしシリーズ。
今回は、全国指折りの美しい県都「仙台」を持つ宮城をご紹介。「宮城人」の体内に組込まれたDNAを探ります。県民性からみた、あなたにピッタリの田舎暮らしを見つけてみよう。

伊達者気風を現代に受け継ぐ宮城の県民性

宮城といえば県庁所在地である、杜の都仙台。独眼竜と呼ばれた伊達政宗が、仙台の武家屋敷に植樹を推奨したことが現代に継承されたものです。戦国時代に頭角を現した正宗は、着々と基盤を整え築城10年余りで人口4万人を誇る、当時の大都市を築きあげました。

仙台市民を東北人と思って接してはいけませんぞ。都会人という意識が強く、田舎者呼ばわりすると本気で気分を壊すようです。

「伊達男」といえば、ちょっと見栄っ張りで派手な男性の代名詞ですが、これは伊達家の藩士がおしゃれで格好が良かったことから由来しています。好奇心旺盛でプライドが高い宮城の県民性は、どうやら伊達藩発祥以来の気風を今に受け継いでいるようです。また、九州人に並ぶ社交性も持っており、これは酒の消費量の多さからも読み取れます。

全体的にあくせくせずのんびりしていて、おおらかな気風。そのうえ社交的な性格の人が多い。鷹揚な東北随一の武家の町の気風が、育て上げたのではないでしょうか。強烈な上昇志向はあまり見られませんが、文化性、普遍性のある事業については強みを発揮するといわれています。東北特有の粘っこい部分が少なく合理的、マイペースにゆったりとした暮らし、これが宮城の県民性です。

歴史の中で培われた、ゆったりのんびりとした宮城での田舎暮らし。
宮城の県民性は、あなたの田舎暮らしの候補地にピッタリですか?

◆宮城県のプロフィール

東北地方としては、例外的に雪も少なく冬の寒さがさほど厳しくありません。一方、日照時間は長く、こうした気候が農作物を豊かに実らせています。

宮城県はキャッチフレーズは「食材王国・宮城」。なにしろ旨いものが多い。米ではササニシキやひとめぼれが有名ですね。水産物ではカツオやサンマ、マグロの他、牡蠣、フカヒレ、ホヤなど。暖流と還流が衝突する金華山沖は、世界の三大漁場のひとつといわれるほど魚種に恵まれています。

その他、高級和牛の仙台牛、イチゴや梨などの果物、仙台の伝統野菜に山菜など。美味しさで定評のある宮城の地米100%の純米酒も忘れてはいけません。何しろ宮城県は「みやぎ・純米酒の県」も宣言しています。

そして、杜の都・東北一の都会といわれる仙台。建ち並ぶ大きなビジネスビルから、そこを行き交う人々のファッションまで、ミニ東京といったおもむきを持っています。これもやはり、この県都の開祖といえる正宗に負うところが大きいようです。

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