定年・退職のお金/老後の生活設計・ライフプラン

老後のイメージを夫婦で共有しよう(3ページ目)

人生85~90年の時代です。老いていく30年を健やかに生きるためには、お金だけでは不足。夫婦の助け合い、価値観の共有が最も必要です。生き生きと老後を過ごしている先輩夫婦の生き方をご紹介します。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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自家菜園を求め転居

定年後は自家菜園を思う存分楽しみたいと考えていたE夫妻。温暖で農業指導がついている分譲地をいろいろ回りました。首都圏に近く、交通便もよく、住人の多くは同世代で農業を楽しみたいと考えているご夫婦という分譲団地、ここなら住人が助け合いながらのんびり自給自足の生活を実現できる、と確信し持ち家を処分、土地と建物を購入しました。住人たちは、そば打ちや和太鼓講習など農業以外のカルチャー習得にも熱心です。夫妻は「思い切ってここに転居して良かった」と改めて満足の日々を過ごしています。

海外移住で自己実現

日本人がこの国で快適に過ごすお手伝いをするぞ~!

日本人がこの国で快適に過ごすお手伝いをするぞ~!

毎年数回訪れる東南アジアの某国。「食事や文化、人、など、なぜか日本にいるよりシックリくるの」というF夫妻。この国のいいところは隅々まで知っている、と自負しています。ご夫妻は「最近、観光だけでなくロングステイや移住でこの国に訪れる日本人が増えているのだが、彼らが満足するツアーや居住地の情報提供はまだまだ少ない。私達は現地人より現地のいいところをよく知っている。私達が現地で日本人に提供すれば問題は解決する」と思い至ります。数年間の準備期間を経て、早期退職し移住しました。


老後は、現役時代より夫婦で助け合う必要性が増えます。たとえ二世帯住宅で子供や孫達と同居したとしてもです。平成20年完全生命表によると、60歳男性の平均余命は22.09歳、女性は27.66歳。長い人生を共に助け合い支え合って生きていくために、50歳前半には「誰と・どこで・どのように暮らすか」を、できれば「終の棲家」まで、腹を割って夫婦で話し合うことをオススメします。
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