イルドフランス（パリとパリ近郊）(3ページ目)

フォンテーヌブロー

12世紀からナポレオン3世の18世紀まで、長きにわたり歴代国王や皇帝に愛されたフォンテーヌブロー宮殿。16世紀の国王フランソワ1世により、本格的にルネサンス様式に立て替えられました。その後ナポレオン1世も大変この宮殿を気に入り、エルバ島に流刑される前日まで過ごしたそうです。

べルサイユ宮殿やパリのチュイルリー庭園も手がけた造園家ル・ノートルが設計した庭園も見物。フランス風庭園、イギリス風庭園、鯉の池と変化に富んだ自然の芸術を楽しむことができます。

宮殿を囲む一帯は広大な森林地帯になっていて、古くは王侯たちの狩猟場としても使われていたとか。自然豊かな景色に魅せられ、多くの画家たちがバルビゾンやモレ・シュル・ロワンなどの近くの町に移り住んだというのも納得です。
【アクセス】
パリ・リヨン駅から在来線でフォンテーヌブロー・アヴォン（Fontainebleau Avon）まで約40分。駅からバスで約15分。

【参考サイト】

• フォンテーヌブロー観光局
  
• フォンテーヌブロー宮殿HP
  
• セーヌ・エ・マルヌ観光局　フォンテーヌブロー宮殿の歴史