パリとベルギー、オランダ、ドイツの各都市を結ぶタリス

タリス

パリから北西方面のヨーロッパへと走るタリス (c) thalys

タリスとはパリとベルギー、オランダ、ドイツの都市を結ぶ高速列車です。ブリュッセルまで約1時間30分(30本/日)、アムステルダムまで約3時間30分(11本/日)、ケルンまで約3時間20分(5本/日)という便利さ。車体は濃い赤で、パリではユーロスターと同じ北駅での発着となります。

ちなみにタリスは行き先によって路線が枝分かれしているので少々複雑。路線図で各都市の位置関係を確認して下さい。

パリからアムステルまでは3時間18分で到着

パリからアムステルまでは3時間18分で到着


ベルギーは特に人気の観光地であるブリュッセルやアントワープを網羅しているので、パリからベルギーに行く場合はタリスを使うのが圧倒的に便利。アムステルダムも飛行機で行く場合とで比較してみると、空港からの移動時間やチェックイン時間を考慮すると所要時間はほぼ同じですが、ダイレクトに街中に行けてしまうので移動のストレスもなく快適です。

チケットの買い方

タリスのチケットは3ヶ月前から購入可能。ユーロスターと同様、レイルヨーロッパのウェブサイト、日本の旅行代理店、フランス語か英語可ならタリスのサイトフランス国鉄SNCFのサイト、現地購入ならSNCFの各駅の窓口か街中のSNCFショップで買う事ができます。

公式サイトではお得なキャンペーンが頻繁に行われているので要チェック

公式サイトではお得なキャンペーンが頻繁に行われているので要チェック


値段は行き先はもちろん、変更/払い戻し条件、年齢、時期、クラスなどにより違います。その時々により特別割引期間もあり、ブリュッセル行き限定で日帰りチケットが往復50ユーロとかなりお得な値段で売り出すことも多いので要チェックです。

通常のエコノミークラス(Confort2)だと例えばパリーブリュッセル片道29~54ユーロ、パリーアムステルダム片道35~71ユーロ、パリーケルン片道が35~64ユーロとなっています。

タリスではスマートフォン用のモバイルチケットサービスがあります。予約の時にモバイルチケットを選択すると、確認メールで四角いQRコードの画像がスマートフォンに送られてくるので、車内でそれを提示すればOK。紙のチケットを持参する必要がなく、パスポートなどの身分証明証さえあればよいので便利です。

詳しくはこちら>>>モバイルチケットサービス(英語)

北駅での発着

タリスはユーロスター同様北駅での発着 (c) thalys

タリスはユーロスター同様北駅での発着 (c) thalys


タリスの乗り場は、入口から見て左寄りの7・8番ホーム。ちなみにタリスで行けるベルギー、オランダ、ドイツはいずれもフランスと同じシェンゲン協定国なので、ユーロスターのような出入国審査はありません。国内のTGVと同様、長細いチケットなら乗車前に黄色い機械でスタンプを押し、e-ticketやモバイルチケットならそのままホームから直接乗車できます。

荷物は、85×53×30cm以下に収まる荷物2つとハンドバッグ1つが車内に持ち込めます。車椅子やベビーカーはサイズの制限がありますが追加で持ち込みが可能、自転車や楽器は荷物の一つとしてカウントされ、サイズ制限もありますので注意が必要です。

詳しくはこちら>>>
自転車、楽器のサイズ制限(英語)
車椅子のサイズ制限(英語、Boarding with a wheelchair)

ちなみにサイズ制限を超えるもの、自分自身で持つ事ができないほど重いもの、悪臭がするもの、植物、武器類、発火性/爆発性のあるもの(ライター含む)、その他税関などで禁止とされるものは持ち込み禁止となっています。

詳しくはこちら>>>持ち込み荷物に関する情報(英語)

タリスの車内

コンフォート1では座席での食事の他、wifiの無料接続も (c) thalys

コンフォート1では座席での食事の他、wifiの無料接続も (c) thalys


タリスの座席のクラスは1等のコンフォート1と2等のコンフォート2の2クラス。1等は座席の快適さの他、座席での食事や車内会議室「サロン」の無料使用などの特典があります。ちなみに、クラス関係なくwifiと電源は無料で使用できます。

ベルギーでは、名物のワッフルやムール貝、チョコレート、ビールがとても美味しいですよ。観光はもちろん、ぜひグルメもご堪能あれ。Bon voyage!

【参考サイト】
タリス公式サイト(英語/フランス語)
チケット予約、持ち込み荷物の詳細、座席クラスの説明など

レイルヨーロッパ(写真提供)
チケット予約、タリスの概要、サービス内容など

ヨーロッパ鉄道ガイド
タリスの特徴、路線図、サービスや座席の説明など
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。