空港からパリ市内へのアクセス/安全な手段は?料金は幾ら?時間は?

パリの国際空港は北のシャルル・ド・ゴール空港(通称CDG、ロワッシー)と南のオルリー空港の2つ。主にアフリカや南ヨーロッパの便が発着するオルリー空港に対し、日本からの便は直行・経由ともにCDGに着きます。CDGはパリの北東に位置する郊外にあり、空港からパリ市内へは交通機関や行き先によりますが約30分~1時間ほどかかります。

下記では、渋滞による遅れのない電車、直通を選べば快適に移動できるバス、早朝深夜でも安心のタクシーという3つのアクセス手段をご紹介していきます。最終目的地や状況によって行きやすい方法を選びましょう。各乗り場へは空港内にある上の青い看板表示に従ってそれぞれ進んで行って下さい。

※1ユーロ=約135円(2017年12月22日現在)
 
CDG
日本からフランスへの玄関口はCDG、通称ロワッシー© Paris Tourist Office - Photographe : Amélie Dupont
 

シャルル・ド・ゴール空港から電車でパリ市内へ/鉄道は日中利用に

空港
RER・B線ホーム。電車は時刻の乱れが少ないのがメリット。© Paris Tourist Office - Photographe : Amélie Dupont
電車の場合はRER(Réseau Express Régional・エール・ウー・エール、高速郊外鉄道)のB線で行く方法になります。渋滞の心配がないので到着時間が想定できるし、空港からの切符でRER・B線の各駅からさらにメトロへの乗り換えができる点がメリットです。

反対に夜23時以降は人が少なくなり心細く感じることもあるので、不安な場合はタクシーにしたほうが良さそうです。荷物がたくさんある場合も、一般客も利用するRERでは窮屈に感じてしまうかも。この場合も余裕をもって移動できるシャトルバスやタクシーをおすすめします。

空港とパリを結ぶ公共交通機関(pdf、英語・仏語)
Roissybus、RER-B、路線バス(350、351)の所要時間、運行時間、料金など

シャルル・ド・ゴール空港から公共バスでパリ市内へ/夜間移動に注意

バス

空港とパリ市内を結ぶ公共バスの種類は多い

空港からパリ入りできるバスは目的地や会社によって複数あります。ロワッシーバスとル・ビュス・ディレクト(旧エールフランスバス)は空港から行き先まで直通のシャトルバス。RATP路線バスや夜中0時30分以降に運行している深夜バスのノクティリアンは(空港から乗車する以外の)一般客も利用するので、行き先まで複数のバス停を経由します。降車するバスの停留所が目的地に近い場合は便利ですが、快適さを重視する場合はシャトルバスをおすすめします。

≪シャトルバス(空港と行き先のみ止まる直通のバス)≫
■ロワッシーバス(Roissybus)
行き先:パリ・オペラ座(Opéra)行き直通
所要時間:約50分
運行時間:6:00~23:00、15分毎
料金:12.5ユーロ
Roissybus

■LE BUS DIRECT(旧エールフランスバス)
le bus direct

凱旋門やエッフェル塔に直通 (c) Le Bus Direct / Keolis

LIGNE 2
行き先:エトワール(Etoile)、ポルト・マイヨー(Porte Maillot)、エッフェル塔(Tour Eiffel)
所要時間:約45~70分
時間:6:45~23:00、30分毎
料金:片道15ユーロ(約1900円)、往復24ユーロ(約3000円)
LE BUS DIRECT

LIGNE 4
行き先:リヨン駅(Gare de Lyon)、モンパルナス駅(Gare de Monparnasse)直通
所要時間:約70~80分
時間:6:00~22:30、30分毎
料金:片道17ユーロ(約2000円)、往復30ユーロ(約3600円)
LE BUS DIRECT

≪路線バス≫
■RATP路線バスno.350
行き先:東駅(Gare de l'Est)
所要時間:約60~80分
運行時間:6:00~22:30、15~35分毎
料金:6ユーロ(約700円)
350の路線図
■RATP路線バスno.351
行き先:ナシオン(Nation)
所要時間:約70~90分
運行時間:7:00~21:30、15~35分毎
料金:6ユーロ(約700円)
351の路線図

■深夜バス・ノクティリアン(Noctillien)
行き先:・東駅(Gare de l'Est)
所要時間:約1時間
運行時間:24:30~5:30、1時間毎
料金:ticket+4枚分
バラ 1.9×4=7.6ユーロ(約890円)
カルネ14.5 (10枚)×0.4=5.8ユーロ(約680円)
Noctillienの路線図

※深夜バス・ノクティリアンはタクシーに比べ格安料金で行くことができますが、所要時間が長い上に1時間に1本しかなく、治安も保証できないのであまりおすすめできないというのが実情。また深夜の時間帯なので、終点の東駅からは別の路線のノクティリアンに乗り換えるか、タクシーに乗って目的地まで行くことになります。
 

シャルル・ド・ゴール空港からシャトルバスでパリ市内へ/ホテル到着可

公共交通機関とタクシーの間のような、シャトルバスを利用するという選択肢もあります。空港からパリの指定のホテルや住所まで送り届けてくれるので便利。タクシーより料金がお得だったり、日本語が通じるサービスもあるので、場合によって使い分けましょう。要事前予約。

パリ・エアポート・シャトル
所要時間:パリ市内まで約1時間~1時間30分
時間:5:00~20:00
料金:片道1人利用30ユーロ(約3600円)、2人利用1人につき19.9ユーロ(約2400円)、3人利用1人につき17ユーロ(約2000円)。上記以外の時間帯は、一人につき3ユーロの追加料金。

日系旅行会社による送迎サービスもあります。日本語で空港出口まで迎えに来てくれるので、英語やフランス語ができない人でも安心して利用できます。こちらも要予約。

エミトラベルパリ あいのり空港送迎
時間:5:30~23:30
料金:9:01~21:59:60ユーロ~(約7100円~)左記以外の時間帯:85ユーロ(約1万円)
 

シャルル・ド・ゴール空港からタクシーでパリ市内へ/定額料金で安心

taxi
深夜や早朝、荷物が多いときなどはタクシーがやはり快適© Paris Tourist Office - Photographe : Amélie Dupont
荷物が重かったりで公共交通機関ではキツイ、またあらかじめ到着の時間が読めずにシャトルバスの予約ができなかった場合など、予約なしで乗れるタクシーが便利です。早朝や深夜などの交通量が少ない時間帯は特に、公共交通機関より早く着くことができるし、人数が多くなるほど割安になります。ただし白タクにつかまらないよう、必ず空港のタクシー乗り場から乗りましょう。

空港とパリ市内を結ぶタクシーの料金は定額になっています。右岸(1~4区、8~12区、16~20区)までは50ユーロ(約6000円)、左岸(5~7区、13~15区)までは55ユーロ(約6500円)です。深夜・早朝、休日や荷物毎の追加料金もなしの明朗会計ですが、人数が5人の場合は4ユーロの追加料金がかかります。

CDGサイトのタクシー情報
タクシー会社G7のタクシー情報

【参考サイト】
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。