春の神戸で、世界一の朝食とスパを満喫する

「世界一の朝食を食べさせるスパがあるんだって」

世界一の朝食がなぜ日本に！？そしてなぜ和食ではないのか！？

と昨年、ガイドに耳打ちしたのは、ええと……情報提供者を忘れても、気になるスパの存在は忘れません。年をあらため、「世界一の朝食を出すスパ」をめがけて神戸まで出かけてまいりました！

正確には“朝食を食べさせるスパ”ではなく、“素敵なスパも作った、世界一の朝食を供すオーベルジュ”。

この春、ガイドが真っ先に出かけた「神戸北野ホテル」をご紹介します。

日本初の都市型オーベルジュ

情緒あふれる異人館風の外観

オーベルジュとはフランスで「宿泊施設を備えたレストラン」のこと。シェフこだわりの料理や小規模施設ならではの行き届いたサービスで歓待されます。

自然環境に恵まれた郊外に作られるところが多い中、「神戸北野ホテル」は日本で初めての“都市型オーベルジュ”。阪神・淡路大震災以来閉館していた伝統的英国様式のホテルを一部改装し、2000年6月に誕生しました。

各部屋にはホワイト、モーブピンク、モスグリーンなどそれぞれにテーマとなる色が

客室はわずか30室。その全てが上品な色調で統一された、英国調の優雅な空間。
部屋に一歩足を踏み入れると、そのまま篭ってしまいたくなるような何とも言えない居心地の良さを感じます。

お部屋のバスルーム。バスタブにレースのカーテンがかかってロマンティックでした

でも今回の目的はスパと名物の朝食！
ということで早速部屋でシャワーを浴び、館内のスパへと向かいました。

スパのインテリアも英国風！