覚えておきたい3つの言葉の意味
■インプレッション広告表示回数のことを言います。ページビュー数と混同しやすいですが、こちらは広告が何回表示されたかを表すものです。ただ、1ページに同じ広告は1つであることがほとんどなので、ページビュー数と合致することが多いです。
どんな広告であれ、このインプレッションがゼロであれば成果も確実にゼロです。アフィリエイトで稼ぐうえで、確実に数値を上げていかなければならない、基本ともいえる指標と言えるでしょう。
■CTR
Click Through Rate(クリック・スルー・レート)の略で、広告がクリックされた確率のことを言います。ある広告が1000回表示され、そのうち30回クリックされたとしたら、CTRは3%ということになります。
高ければ高いほどよく、特にクリック課金の広告の場合、この確率がもっとも重要な広告選びの基準となるでしょう。
■CVR
Conversion Rate(コンバージョン・レート)の略で、アクセス数に対する成果に至る確率のことを言います。例えば、100人がサイトに訪れ、そのうち10人が商品を購入したとしたら、CVRは10%ということになります。
どんなにCTRが高い広告であっても、CVRが低ければ結局成果は上がらないことになります。CTRと共にとても大事な要素となります。
■3つの指標の関係
CTRが3%なら、広告を100回クリックさせるために約3333回広告を表示させなければなりません(インプレッション)。1日に200PVあるページに広告があるとしたら、17日かかることになりますね。
もし、CVRが2%だとしたら、広告を100回クリックさせて2件の成果につながりますので、17日で2件成果につなげることができたという計算になります。この広告が1件の成果につき報酬500円だとしたら、あなたは17日で1000円稼ぐことができることになります。
インプレッション、CTR、CVRの3つの指標のイメージです。 |
あなたが操れるのはインプレッションとCTR
3つの指標のうち、あなたがかかわることができるのはインプレッションとCTRです。特にインプレッションに関してはあなたが頑張るほかありません。広告の表示回数ですので、ページビューを増やすことが直接インプレッションを増やすことにつながります。だからと言って、むやみにインプレッションを増やすという業者に頼むのはお勧めできません。これらの業者は「インプレッションを機械的に増やす」ことが仕事であり、「広告に興味のある訪問者を増やす」というを仕事としていない場合が多いからです。
無料ツールで、ページビュー数を機械的に増やすような仕組みもありますが、これらのツールがあまり効果を表してくれないのも、「インプレッションを機械的に増やす」=「広告に興味のある訪問者を増やす」ではないからです。
インプレッションを増やすよい方法は、サイトを充実させたり、力のあるサイト(Yahoo!等)からのリンクを得たり、相互リンクを行ったりと、地道なアクセスアップを積み重ねていくことです。アクセスアップこそがアフィリエイト収入増加の基本と考えて、コツコツ努力を重ねましょう。
CTRもあなたの努力で高めることができます。広告をクリックしたくなるように、文章で誘導できれば、CTRは高まってゆきます。例えば、「私も食べましたが、ものすごくおいしかったです。クリームが甘すぎず、主役のしっとりチョコレートケーキが…」なんていう記載があればどんなケーキだろうか、と見てみたくなるでしょう。
こういった「クリックしてみたい」気持ちを高める文章を書けば、CTRは上昇します。たくさんの文章を書きながら練習をし、効果を見ながら書き直していけば、CTRを高める文章が書けるようになっていくでしょう。