損害保険/地震保険の入り方

格安な地震保険ってあるの?(2ページ目)

地震保険の加入を検討する際に悩ましいのは保険料です。格安は地震保険があれば助かりますが、他よりも格安、割安な地震保険はあるのかについて解説します。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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地震保険の補償額は適正か?

地震保険を格安にする方法は?

地震保険を格安にする方法は?


補償内容だけでなく、補償額についてもこの機会にチェックしてください。補償額は高すぎても安すぎてもいけません。

地震保険は火災保険とセットで契約しますが、その際契約できる金額は火災保険の補償額の30~50%の間で設定します(建物5,000万円、家財1,000万円が上限)。

現在の火災保険の補償額が高めに設定されていることがあれば、これを見直すことによって結果地震保険料も安くなります(火災保険の補償額に連動して設定するため)。

地震保険を格安にするための割引制度、考え方

地震保険には現在4つの割引制度があります。具体的には次のようになりますが、この中で該当するもので自分に有利なものを一つ選択することができます。
  • 建築年割引(割引率10%)
  • 耐震等級割引(割引率10%~30%)
  • 免震建築物割引(割引率30%)
  • 耐震診断割引(割引率10%)
地震保険は単独で契約することができないため、火災保険に付帯して契約をします。これらの割引はあくまで地震保険の割引ですから、上記の割引は地震保険料の部分についてのみ適用になります(火災保険料部分には適用されません)。

地震保険をどう考えて加入するかは人それぞれでしょうが、契約できる金額は火災保険部分の30~50%の間で設定します(建物5,000万円、家財1,000万円が上限)。

本来50%いっぱいまで契約しておきたいところですが、保険料負担が大きいようであれば下限の30%で調整してみることを考えてもいいと思います。

損害保険ガイドから今日のポイント

地震保険だけ格安なものは難しいが火災保険と併せてトータルで格安になるような工夫をしてみましょう。

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