イタリア/イタリアのおすすめエリア

ベネチア、ミラノ、トリノ他北イタリア(2ページ目)

イタリア半島北部には、水の都ベネチア、モードの街ミラノ、そしてエレガントな食の都トリノ、活気ある港町ジェノバなど、個性豊かな都市があります。北イタリアの気候や食、北イタリアを代表するこれらの4つの都市と、そこからアクセスしやすい小さな町々、世界遺産チンクエテッレ、世界遺産ヴェローナ、リゾート地コモ湖や白トリュフの町アルバをご紹介します。

岩田 デノーラ 砂和子

執筆者:岩田 デノーラ 砂和子

イタリアガイド

北イタリアの気候・旅の服装

真冬は寒~いけれど、春から夏はやっぱりイタリア!暑くなるのでご注意を

真冬は寒~いけれど、春から夏はやっぱりイタリア!暑くなるのでご注意を

ヨーロッパの中では、「南欧」とカテゴリー分けされるイタリアですが、北イタリアの冬は寒く、真冬(12~2月)の平均気温は10度以下。アルプスに近い山間部の町々では、零下・大雪に見舞われることもあります。

水の都「ベネチア」では、冬の期間「アクア・アルタ」と呼ばれる水害に見舞われます。これは、海面の水位があがり、街の中まで海水が浸水する現象のことで、メイン広場である「サンマルコ広場」も一面海水に覆われることも。ベネチア市では、この対応に慣れているため、観光に大きな被害が出ることは、まずありません。そんなベネチアだけに、長靴文化は他の街よりも発展していて、お洒落な長靴を発見する楽しみもあります。

春の訪れは、地中海性気候の影響を受ける南部と比べるとやや遅く、4月頃から春らしい陽気が増えてきます。7・8月は、暑く、地中海の太陽の恩恵を存分に受けることができる時期。サングラスや日焼け止めは必須でしょう。また、年間を通して(夏は特に)昼間と朝晩の寒暖差が激しいので、脱ぎ着して調節しやすい服装がオススメです。

 

北イタリアで食べたい!

どの町でも必ず見つかる郷土料理をぜひ

どの町でも必ず見つかる郷土料理をぜひ

アルプス山脈の麓に位置する北イタリアでは、アルプス山麓で育った牛を使った料理や、さまざまな伝統チーズが楽しめます。ヴェネチアなど海に面している街ならば、地中海の魚料理も見逃せません。銘酒バローロやバルバレスコ、良質な白ワインやスプマンテなど、エレガントなイタリアワインが楽しめます。また、ポー川流域はお米の一大産地でもありお米を使ったリゾットも北イタリアで食べたい料理のひとつです。

また、ジェノバを州都とするリグリア州は、紺碧の地中海を臨む海岸沿いに町があります。ここでは、新鮮な魚介を楽しむのもオツ。 
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