イタリア/イタリアのおすすめエリア

ベネチア、ミラノ、トリノ他北イタリア(6ページ目)

イタリア半島北部には、水の都ベネチア、モードの街ミラノ、そしてエレガントな食の都トリノ、活気ある港町ジェノバなど、個性豊かな都市があります。北イタリアの気候や食、北イタリアを代表するこれらの4つの都市と、そこからアクセスしやすい小さな町々、世界遺産チンクエテッレ、世界遺産ヴェローナ、リゾート地コモ湖や白トリュフの町アルバをご紹介します。

岩田 デノーラ 砂和子

執筆者:岩田 デノーラ 砂和子

イタリアガイド

北イタリアの小さな町3 コモ湖

ミラノから1時間、日帰りや1泊2日で郊外でのんびり過ごしてみては?

ミラノから1時間、日帰りや1泊2日で郊外でのんびり過ごしてみては?

ミラノから近い高級リゾート地コモ湖。リゾート地としての歴史は長く、ローマ時代の皇帝やユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)にも愛された土地として知られています。ヨーロッパの富裕層に人気の避暑地でもあり、湖畔には、ヨーロッパの王侯貴族など、セレブリティの建てた別荘が立ち並んでいます。

5つ星の高級ホテルもあり、岬の先端にあるヴィッラ・セルベッローニが有名。豪華な内装には圧巻です。

ミラノに滞在しながら日帰りでも行くことが可能ですが、できたら数泊して、ミラノ風の優雅なバカンスを楽しむのもオススメ。湖畔にはケーブルカーもあり、高台から湖を一望することもできます。

<コモ湖へのアクセス>
  • ミラノ中央駅からトレニイタリア利用で約30分~1時間、コモ・サンジョバンニ駅下車、徒歩10~15分で湖畔へ。
  • もしくは、私鉄利用。カドルナ(ミラノ北)駅からノルド線で約1時間、コモ・ノルド・ラーゴ駅で降りれば、湖がすぐです。

     

北イタリアの小さな町4 アルバ周辺

「こだわりのある食いしん坊」には、ピエモンテの食の旅がおススメ

「こだわりのある食いしん坊」には、ピエモンテの食の旅がおススメ

トリノを州都とするイタリアでも随一のグルメな州、ピエモンテ州の南側エリアに点在する町々。白トリュフの産地として有名なアルバ、スローフード発祥の地ブラ、アスティ・スプマンテのアスティ、ランゲ、モンフェッラート、クーネオなど良質なワインを作る丘陵地帯が広がっています。

アルバは、美食の町としても知られますが、ローマ時代に基礎が作られ、現在も中世時代の石畳が続く可愛らしい町には、洒落たリストランテやエノテカ、トリュフ専門ショップなどが立ち並んでいます。

<アルバへのアクセス>
  • トリノ・ポルタ・ヌォヴァ駅から普通列車で約1時間10~2時間。(アスティ、ブラ、カヴァレルマジョーレなどで乗り換えの必要あり)
  • またトリノ→アルバ直通バスもあります。
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