20代前半世代とアラフォー世代は真逆の生き方
20代前半の若者たちは、ちょうどバブルの時代に生を受けています。物心付いた頃には、バブル崩壊で日本の景気は低迷し、どん底の状態にありました。高度経済成長に育ち、明るい未来がどこまでも広がっていると信じて突き進んできたアラフォー世代とは、まさに真逆の時代を生きてきたといっていいかもしれません。
そんな彼らがアラフォー世代的な生き方に反発し、堅実さを求めるのは自然の成り行きといえるのかもしれませんね。
これ以上いい人にはめぐりあえないかもしれない
水嶋ヒロさんの結婚会見で非常に印象的だったのは、「この人を逃したら一生後悔すると思いました」という言葉。私なんぞは「まだ若いのにそんなふうに思っちゃうの? これからまだまだいろいろな出会いがあるんだから、決めるの早過ぎない?」と、考えてしまうわけですが。これはもちろん同じことが絢香さんにも言えるわけで。つまり、お相手がどうのこうのということではなくて、まだ若いんだからそんなに焦って結婚という人生の重要事を決めなくてもいいのでは?ということです。
とはいえ、「もっといい人がいるかもしれない!」と粘った末に、婚活に血眼になっているアラフォー世代を見ている彼らですから、いいなと思った人は早めに確保、そして結婚という考えに至るのはもっともなことといえます。
女性の社会進出が早婚化を後押し?
仕事も結婚も無理なく両立 |
20代前半の女性たちは非常に地に足がついています。ですから、「結婚したら専業主婦になって」などという考えはあまり持っていません。とくに、現在はこのような不景気ですから、結婚しても共働きでと考えています。
1980年代、女性が社会進出するには男並みに働くことを要求されました。ですから、仕事を頑張りたいと思えば、なかなか結婚に踏み切れなかったのも事実です。ですが、現在は既婚女性が働くのは当たり前。寿退社という言葉もほとんど死語となりました。
「社会で頑張って働くこと」と「結婚」が両立できる現在、女性たちが結婚を躊躇する理由はありません。それが早めの結婚に結びついているのかもしれませんね。
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