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夏野菜にぴったりの、夏の日本酒ベスト5

ビタミン、ミネラル豊富な夏野菜にぴったりの夏向き日本酒を5つセレクト。自然に体を冷やしてくれる夏野菜と日本酒で健康的に過ごそう!

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド


旬の夏野菜には、体を自然に冷やしてくれる作用がある!

季節の旬の食材を食べる意味は、おいしいということのほかに、体にいいからという大切な理由がある。
たとえば、春の山菜には冬の間眠っていた体を目覚めえさせる働きが、秋のきのこにはこれから冬に向かうためのビタミンとミネラルを蓄える働きが、冬の根菜には自然に体を温める働きがある。

そして今まさに旬を迎えている夏野菜にはおのずと体を冷やしてくれる働きがある。冷房ががんがん効いた部屋で、冷たい飲み物ばかり飲んでいないで、一度エアコンを消して、旬の夏野菜を食べてみようじゃないか。
もちろん、旬のおいしさを引き出してくれる夏ならではの日本酒を添えてみよう。ぐっと大人の楽しみ方になるってものだ。

夏野菜ならではの甘さやみずみずしさをおつまみに、軽やかな味わいの日本酒をぐいっといけば、夕方から夜の風がいつにも増して心地よく感じられるはずだ。


おつまみにおいしい夏野菜の超簡単料理と相性のいい
おすすめ日本酒ベスト5


≪5位≫
きゅうりの梅和え & 雑賀・純米吟醸 Twelve (和歌山)

 

みずみずしさ満点の夏のきゅうり。塩もみしたあと水洗いし軽く絞って、たたいた梅で和えたもの。カリカリシャクシャクした歯ざわりに、梅ならではの酸味と塩味が、日本酒の甘さを引き出してくれる。

【雑賀・純米吟醸 Twelve】
果実の香りが華やかに香る和歌山を代表する人気銘柄。清らかさは抜群。アルコール度数12%(だから名前もTwelve=12)で、やさしい舌触りは、夏にも重くない日本酒としておすすめ。梅の名産地でもある和歌山のお酒ということで相性抜群。


≪4位≫
焼きとうもろこし & 笹の川・純米吟醸「桃華」 (福島)

 

夏の定番、焼きとうもろこし! 軽く塩茹でしたあと香ばしく焼いたもの。とうもろこしならではの繊細な甘さとちょっぴり焦げた香ばしさとプチプチの食感が、やっぱ最高~。ガブリとかぶりつこう。

【笹の川・純米吟醸「桃華」】
桃色と水色がなんとも涼しげなスタイリング。滑らかさとやわらかさ満点のほんのりスイートな純米吟醸。造り手は女性! 嫌味のない甘さがとうもろこしの甘さとかわいいハーモニーをかもし出してくれる。


≪3位≫
水茄子の糠漬け & 伯楽星・純米吟醸 生詰 (宮城)

 

夏野菜の代表といってもいい茄子。全国各地にさまざまな茄子があるけれど、今回はみずみずしさダントツの大阪泉州の水茄子の糠漬けをおすすめしたい。ちょっと生姜を添えて。刃物は使わず手で裂こう。まるで洋ナシやメロンみたいな驚くべきジューシーさは体中の汗を吹き飛ばしてくれる。

【伯楽星・純米吟醸 生詰】
みずみずしい日本酒といえば絶対コレ! 宮城の人気酒、伯楽星。まるで汲み立てのミネラルウォーターのように新鮮で清冽な味わいは、真夏でもスイスイと入ってくる日本酒。ほとんど生に近い浅い糠漬け状態の水茄子のみずみずしさとは最強のコンビネーションだ。


→次ページで2位と1位を発表!

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