「日本酒で乾杯推進会議」フォーラム開催
今年で4回目の「日本酒で乾杯推進会議」フォーラム |
皆さんは、パーティーの乾杯、さて、どんなお酒でされているだろう。
この日本酒サイトをご覧の方は、もちろん、「日本酒で乾杯」してます・・・よね??
日本人なら、乾杯も日本酒で!
この気持ちを源に発足されたのが「日本酒で乾杯推進会議」だ。
平成16年の発足から4回目にあたる今年の「日本酒で乾杯推進会議」総会・フォーラム&パーティーにうかがった。
今年のフォーラムのテーマは、「乾杯三態」~日本のかたち、日本のこころ~。
むむむぅ、なんだかアカデミックでちょいと難しそうなテーマだけれど、ゲスト3名の方々のお話はとても面白かった。
さわっちゃった、皇室使用の盃セット!
「胃を切ったので、発泡したお酒がだめになった。日本酒がいいんです」と塩川氏。 |
ああ、ひとつもらえないかないぁ・・・。
宮中晩餐会をはじめさまざまな皇室での食事会に、20回以上も出席された塩川さんが、いつもお土産にいただいてかえるのが、この盃なのだとか。つまり、このセットが20個もあるということ。塩川後援会の幹部がいつも狙っているのだとか。ハイ、私もこれなら狙いたい。
これが皇室使用の盃。とてもとても薄くて軽い。下から見れば光が透けるくらい。 |
「海外からの賓客を招いての晩餐会には、ワインが使われることが多いが、日本酒で乾杯もある。当時のフィリピンのイメルダ夫人などは大変日本酒がお強かった。天皇陛下には、晩餐会で着物を着て日本酒で乾杯をしていただきたいものです・・・」と笑顔で語られる塩じい。
本当にそう感じる。
日本の象徴である両陛下はじめ、首相官邸などの晩餐会には、もっともっと日本酒や着物が取り入れられてもいいように思う。
ありがたくも持たせていただいた・・・。ああこのしっくりくる手触りと大きさ・・・。美しい絵と輝き。お酒を注げば柄が浮き立つに違いない・・・。 |
伝統芸能を外国でやるなら、日本でやっているそのままを。
日本酒も同じ!
歌舞伎俳優の中村富十郎さんは、舞台での水の飲み方とお酒の飲み方の違いを演じてくださった。大きな盃をゆっくりゆっくり左右にゆさぶりながら傾けていく様は、本当に、中にたっぷりとお酒が入っているのではないかと思うくらい。
大杯を空ける演技。ほんとうにゴクリゴクリと音がしそう。ゆっくりと盃を揺らしながらの飲むのがポイントだそうな・・・。 |
毎朝、お神酒をささげるとおっしゃる女優の浜三枝さん。日本酒を飲むとこうまで美しくなるのか・・・・。 |
たしかに落語家さんからも、水やお茶なら湯のみをすっと口元に持ってくるが、お酒なら、口をお猪口のほうにすすーっと持って行くのだと説明されたことがあった。なるほどね。
さらに、富十郎さん、「伝統芸能を外国で見せるときには、日本でやっているそのままをやらねば、馬鹿にされてしまいます。日本酒もきっと同じではないでしょうか」とおっしゃる。ますます海外で人気になる日本酒にとってひびく一言だ。
華やかで縁起のいい鏡開きでスタート。 |
これから、宴会シーズン、ビールやシャンパンばかりでなく、ぜひ、日本酒で乾杯!してみよう。あなたの心忘れかけていた「日本人魂」が、よみがえるにちがいない。
日本人なら、日本酒で乾杯!!
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