|  蛤とほっき貝のナージュ | 
|  『澤乃井 大吟醸』 華やかさ満点 | 
貝がぷっくり大きく甘くておいしい。ナージュ(=クリームを使って軽く蒸しあげるようにした料理)も生きているし、ネギだったかセロリだったか(ジャガイモじゃなかったみたい)のさくっとした歯ざわりもいい。貝の出汁が利いていて、こりゃ日本酒に合うわいなって感じ。ちょっと、ヌル燗持ってきて…って、いかんいかん、また日本酒の呪縛にしばられてしまったよ。
こちらの『大吟醸』は、もうまさに正調大吟醸といったもので、華やかなかおりとなめらかさが見事。
確か澤乃井さんはオーストリアのクリスタルメーカー、リーデル社で「大吟醸グラス」を作成した蔵元チームの1社のはず。こんなときこそ、あのどう見ても白ワイングラスに見える(失礼)けれど、実は考え抜かれた「大吟醸グラス」を使ったらいいのにね。きっと、この華やかさが倍になって楽しめるはずだし、フレンチのお食事会にはもってこいだと思うけれど。渦巻きのついたおちょこでは、ちょっと寂しい。
(この日、第2回ご担当の『小鼓』西山社長がお隣りだったのだが、「次回は、リーデル大吟醸グラス、つこたる」とおっしゃってた)
|  『純米吟醸 水乃記憶』 (豚肉料理撮りわすれました。。。) | 
このちょっと焦げたような焼けた香ばしさと、純米酒のコクとごはんのようなふくよかな香り、さらには後味の苦味がよくマッチする。
透明なボトルで繊細なイメージだけど、味は骨太だ。ちなみに澤乃井の仕込み水は硬水らしい。ミネラル分豊富な硬水は発酵中に微生物が活発に働くので、辛口に仕上がるのだとか。ふふーん、なるほど。ただ飲み食いしてるだけではないのだよ。こうしてしっかりお勉強もしている参加者なのだ。フォッフォッフォッ。








