慌てて入った『湯屋』入り口には『あかすり』の予約受付や『ほぐし屋』という名のマッサージなどあるのですが、今はともかくわき目もふらず露天風呂へまっしぐら。
『湯屋』に入るとまずタオル引換券でバッグ入りの大小タオルをもらいます。そして、またまた小さめのロッカーに浴衣や巾着やバッグなどを押し込み、100円玉をいれて鍵をかけます(この100円は戻ってきますが面倒くささ満点です)。
内湯に入ると、まずかけ湯があって、その奥に大中小の湯船が広々と点在しています。シャワー台のところで軽く体を洗いますが、先ほども書いたとおり、メイク用のクレンジングはありませんが、クレンジング&洗顔料というのはありました。でも、夏のハードなウォータープルーフのメイクはたぶんこれでは落ちないでしょう。自分専用を持って来るべき。さらに、シャンプー、コンディショナー(リンス・イン・シャンプーでないところだけはまだまし)、ボディーシャンプーはどうやらPOLA製のようですが、質はイマイチのようですから、これも自分のお気に入りを持参したほうがいいでしょう。このあたり完全に『ラクーア』勝利。どうしてもタイミング的に二つを比べてしまうのです。
でも、女性風呂はお得です。え、男性風呂がのぞけるから? 違います。女性風呂にしかない一人用『桶風呂』が数台あるのです。ざぶんと入ればきもちいいです。大柄の方でも、たぶん・・・たぶん・・・だいじょうぶでしょう。腰の部分だけ温めるというテもありますし・・・ハイ。(2回目に行ったときは8時くらいでしたが桶の中のお湯が少なくぬるく気持ちよさ半減でした)
女性はお得という点がもうひとつ。女子の『湯屋』が男子の『湯屋』よりかなり造りが大きいのです。男性より女性のほうがお風呂を楽しむ時間が長いのと、厳しいチェックの目があることをよくおわかりの設計判断といえるでしょう。
もちろん、露天も温泉とは違います。温泉ソムリエの私には温泉以外のお湯は妙に消毒液臭く感じました。もちろん清潔安全のためでしょうからしかたがない。温泉は少し茶色っぽく海の水のように塩っ辛いのですぐわかります。(2回目に行ったときは、温泉はこれしかないと気がついて入ってらっしゃる方もいました。私以外にも温泉ソムリエがいるとは・・・)