日本酒/おいしい日本酒が飲める店

うまい酒、うまいもん探訪 番外編その2 お台場『大江戸温泉物語』体験記

またまた行ってきました天然温泉。今度はお台場『大江戸温泉物語』。温泉テーマパークだけあって、浴衣に着替えたり八百八町があったりエンターテイメント指向。温泉ソムリエの私が楽しみ方裏ワザをお伝えしますよ。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

3月オープンのこの『大江戸温泉物語』も都心で楽しめる天然温泉として今大注目の施設。行ってきましたよ!それも2回も~!!

■■まずは交通から■■
臨海副都心ということで、行き方は新橋より『新交通ゆりかもめ』で『テレコムセンター駅』まで行き、そこから『無料巡回バス』で現地へ、というのが一番いいらしい・・・とは聞いていたのですが、友人との待ち合わせは夜9時新橋。結局、仕事後のフラフラ状態だった私と友人は思わずタクシーに乗ってしまったのでした。トホホホ。
しか~し、我々のタクシーの前になんと『大江戸温泉物語』と描かれた派手な小型バスがいるではありませんか。タクシーの運転手さん「アレに乗っていけばタダで行けたのに・・・ヒヒヒ」ですって!!そんな無料シャトルバスがあるなんて知らなかったあ。言ってくれよーっ、大江戸温泉っ!
次回は絶対これにと思って温泉事務所に問い合わせたら、今新橋駅付近は工事中で乗り場の前が停車できないのだとおっしゃる。でも巡回はしているので見つけたら、どこでもいいから手を振って止めてくれなんて無謀なことをおっしゃる。「でも、本当はゆりかもめがおすすめです」・・・・・・ってせっかくの巡回タダバスが意味ないじゃんか。
といいながら、2回目にこのシャトルバスにチャレンジしたら、工事もしてないし、無事時間どおりきてくれたし、なんといってもレインボーブリッジをブブ~ンとわたってくれてきもちがいいのなんの。おまけにタダ!こりゃあ乗らなきゃ損です。いっしょに乗ったサラリーマン&OL7、8人のチームはここからもうすでに宴会ムードでノリノリでしたもん。ただし新橋発は22時まで。大江戸温泉から新橋行きは21時半までしかないので乗り遅れ注意です。
ちなみに江東区や有明ワシントンホテルなどからのシャトルバスもあるので大江戸温泉物語公式サイトをチェックしてみてください。
■■越後屋で浴衣を借りて江戸町民に変身■■
バスを降りてご対面した入り口は、まるで国技館のようなたたずまい。横からはビヤテラスに直接行けるようです。
広々としたフロントに入り、ロッカーに靴をあずけたら入館手続きです。1回目のときは夜9時過ぎの入館だったのでナイター価格の1900円でOK(通常は2700円)。ちょっと得した気分です。ロッカーキーは『ラクーア』と違って預かってくれますから安心です。
お着替え用の別のロッカーキーはキャッシュレスのためのお財布代りにもなりますから大切です。首からぶら下げられるようにできています。

手続きを終えたら浴衣選び。これがここの『ウリ』のひとつですよね。展示してある15種の浴衣群から好きなものを選んで小判型の番号札をもらい、フロント奥にある江戸の大店『越後屋』で浴衣をもらいます。女性でも男柄のものを選べますからチョイスは豊富。とはいえ女性なら明るめのほうが館内が暗いので映えるようです。男性ならグリーンや紺系が引き締まって見えおすすめ。茶色系はおっさん臭く見えます。
浴衣なんて着れな~いという情けない若人でもひも付きの簡易浴衣なので着やすいですが、柄によっては紐と帯が二つ必要なタイプのものがありますから、自信のない人は要注意です。私は2回目のときそのタイプにあたりました。ま、慣れた人にはたいした問題ではありません。
しかし、この浴衣は人間性をあらわにするので本当は気を抜けないものです。全くだらしのない着方をした女どもがうろうろしています。そんな着方をしている女はロッカールームでもお行儀悪いですし、備え付けの化粧品の使い方も荒いです。ひそかに流行っているという合コン参加の男性方よ、お風呂上りのすっぴんチェックよりも、浴衣の着方とか帯の結び方とかをチェックしたほうが、正しい判断材料になりまっせ。いやほんと。
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