さて予約を入れた後は軽く腹ごしらえ。といっても、同じ5階にあるレストランゾーンには焼肉と和食しかないので、まずはスタミナ必須ということで焼肉屋『炭火焼肉 韓家』ヘ。
タン塩やハラミ、カルビなど焼肉とキムチ、冷麺、コムタン、ビールにウーロンハイでしめて5,850円。ハラミが一人前800円だからきわめて高いとは言えませんが、お味もきわめて美味しいとはいえません。ランチセットが1600円くらいであるのでそちらのほうがちょっとリーズナブルです。
■■お風呂内でも資生堂VSカネボウ交戦炸裂■■
適度にお腹も膨れてきたので、さあさあ、お待たせしましたお風呂の紹介です。
スパ横の棚の前で着替えてタオル入りバッグをそこに置こうとしたら、『ロッカーの中に入れてください』と注意されました。たくさん置いてあるのでそこで脱ぎ着しなければいけないのかと思ったのでそうしたのに・・・。だったら間違いやすい棚などなければいいのにね。皆さんも注意してください。ま、裸族出身の私は裸でフラフラするのも平気なので、ロッカールームでウェアを脱ぎ、タオルと体洗い用のミニタオルをもって余裕でスパ内へ突入。
温泉かそうではないかは色と味でわかります。どちらも、温泉は少し濁ったような茶色をしていて塩辛いです。ちなみに大江戸温泉物語のほうが塩分がやや強め。そうでない湯はほんのりと消毒液のような香りがします。
平日というのに大混雑の洗い場で、なんとか場所を確保してまずは体を洗います。これは礼儀ですね。クレンジングとボディーソープ、シャンプー、コンディショナーが置いてあります(最近の温泉は全国どこでもリンスインシャンプーばかり置いていますが、リンス効果がほとんどないアレは意味がないので困りものです)が、よく見ると、資生堂コーナーとカネボウコーナーあり。こちらもライバル会社の壮絶なPR合戦の色を感じますが、ここはどうやらカネボウが勝ちです。資生堂はドラッグストアの山積みワゴンで売られている『マシェリ』シリーズですが、カネボウはちょっと金額の張る『ヒートなんとか』というドライヤー使用でも髪が痛まないシリーズのもの。実際洗ったあともしっとり効果ありなので、待ってでもカネボウコーナーに座るべきです(ロッカー内の『アメニティショップ』でこの商品を売っていますが、売り子のお姉さんもカネボウのほうが高くて内容もいいといっておりました)。
さて、きれいになったら迷わず天然温泉へ。ほんの少しぬめりがあるような湯質でお肌がしっとりつるりんです。温度は38度と41度くらいの2種類がありますし、深いところと浅瀬があってゆっくり楽しめます。
温まったら露天風呂へ。さすがに全面露天ではないけれど開放感があって気持ちいい。のんびりしているとゴゴゴゴーッという轟音と揺れとギャーッという絶叫が聞こえてきます。そうだ、ここは後楽園遊園地の中だったのだと思い出されます。揺れと轟音と絶叫が気にならないでもないですが、遊園地の中でこの極楽気分というのもまたオツなものと許せてしまうのが温泉効果。
続いてテレビを見ながら『ハイドロフット』という泡の足湯でのんびりし、少し体が冷えてきたころに60度くらいの『ディープシー』という塩サウナへ。塩で体をもみもみしながら温まろうと思ったら、塩は別売りときいてがっかり。お金がかかるからというより別のところに行ってが買うのが面倒なので却下です。でも岩塩で出来たサウナ釜はヒーリング効果があるのだとか。はい、思いっきり深呼吸しましょう。
この他、紫水晶の波動で脳を休めてくれる湿式サウナ『テレマーレ』や中高温サウナ『オリーヴ』、トルネードシャワーにミストシャワーと盛り沢山。泡風呂の『バブルピット』は泡の力が強くマッサージ効果大です。
もちろん、スパの中にも『ボディークリーン&ピュア(あかすりとエステ)』があり、あかすりは15分2,000円から、リラクゼーション・アロママッサージは50分6,000円でできるようです。