瀬戸内しまなみ海道のスタートは尾道から。坂の町、寺の町、そして映画の町として知られています。しかしうまいもん探訪の旅ではやはりまずは「尾道ラーメン」を体験せねばなりません。人気店朱華園はお昼前だというのに30名ぐらいの行列が。1時間ほどじっと我慢で出会ったラーメンは尾道ラーメンの定義ともいえる、魚の出汁&豚の脂のダブル攻撃ではないらしく、魚の出汁を使わないタイプ。でもなぜか出汁の風味満載なのが不・思・議。はじめは脂っこいけど、後になればなるほど旨味を感じる納得のおいしさです。

朱華園 尾道市十四日元町4-12 tel 0848-37-2077

そして今回の第一目的は 西山別館にお泊りすること。皇室御用達で格式もあるし、なんといってもお茶室を備えた「離れ」で過ごす贅沢を堪能できる大人の宿。しだれ桜が見事なお庭を抜けて離れに。ウウ~ン、ゴージャス~。ゆっくりとお風呂に入った後、お待ちかねのお食事。もちろんここでは地酒を注文。若い仲居さんはお酒の知識があまりないようだけど、親切に対応してくれて気持ちいい。だけど、このくらいの格式のあるところで、料理にも力を入れているところだったら、お酒も充実させてほしいなあ、と思うのは酒好きの我がままでしょうか。


西山別館のお料理とお酒

で、相談の結果、冷酒には広島県賀茂郡にある酒蔵、喜久牡丹酒造(株)が因島の世羅産の米を使って仕込んだ潮の響を選択。珍しい「ゆめせんぼん」というお米を65%精米で仕上げたあっさりタイプ。ラベルには「962本中432本目」のボトリングナンバーが書かれていて、ちょっと特別な印象。白身のお刺身や瀬戸内産の鯛の塩焼きにはバツグンの相性。旨味倍増ですね~。

燗酒には尾道市内にある唯一の酒蔵(株)吉源酒造場『寿齢』を。ここの蔵は見学もできるらしい。柔らかな味わいで、お野菜の煮物などにピッタリ。繊細なお料理とお酒、そして茶室付きの離れに満足でした。ちなみに離れは1泊2食で一人4万円程度。新館もあり。(このお宿フジテレビ西山アナウンサーのご実家)

西山別館 尾道市山並町678-1 tel 0848-37-3145

喜久牡丹(株) 広島県賀茂郡河内町下河内153 tel 0824-37-1281

(株)吉源酒造場 尾道市三軒家町 tel 0848-23-2771