エントランスと店内のギャップが面白い!
赤坂見附駅と赤坂駅の間、韓国料理店が軒を連ねるとおりの2F、ソルロンタンがおいしい
「牛村」の近くに昨年末にオープンした、アフリカ料理店
「SAFARIサファリ」。
この店ではお母さんから教わった家庭的なインジェラをエチオピアの男性が提供してくれる。
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店は雑居ビルの2F。エントランスと店内にはギャップが?!店ははっきりいって、入るのにちょっと勇気がいる。というのも、急な階段に中の様子が見えない飾り気のないドア。まるで入り口がスナックのようなのである。
ディープなお店を見つけるとワクワクするような人(ワタシ?笑)か、1Fのアフリカ料理店と書かれた看板に反応したアフリカ好きの人でないと、まず入ろうとは思わないだろう。
とそんな入り口なのだが、いざ入ってみると、店内は意外にも普通。アフリカの風を感じつつ、全体がすっきりとまとめられているので、なかなか寛げる空間だ。隠れ家のような雰囲気でもあるので、グループはもちろん、ひとりでも楽しめるのではないだろうか。
お皿まで食べてしまう?!
エチオピアの知恵が集約された「インジェラ」
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色とりどりのおかずが盛られた「インジェラ」。見ため以上にボリューム感が。さて、この店でおすすめしたいのは、
ずばりエチオピア料理だ。
メニューを見ると、レンズ豆のサラダにワニやダチョウの唐揚げ、クスクス、タジンなど、多少アレンジしていると思われるアフリカ全土の料理が書かれているが、ここでは気になった料理(珍しい食材を使った料理)を少し頼む程度にして、インジェラをメインに注文することをおすすめしたい。
というのも、結構量が多いからだ。インジェラは大きな皿に一枚ペロンと広げられ、その上に数種類の“ワット”と呼ばれるおかずがのせられる。食べるときは、インジェラを手でちぎり、おかずを巻いてパクリとひと口でいただくのがエチオピア流なのだが、これがかなりのボリューム感。
最初はそれほどでもないかな、と思っていても、食べ進むにつれてインジェラがおかずの汁気を吸って膨らみ、思いのほかオナカが膨れるのだ。
もうこれ以上は食べられない・・・そう思うことしばしば。が、しばらくしてまたつい手が出てしまうのが、このインジェラの魅力でもある。
なぜまた手が?と問われれば、それはおかずをすったインジェラがこれまたおいしいから。湿ったインジェラを、別皿で提供される丸まったインジェラで巻いて食べると、これがいけるのだ!
なんというのかな、チャーハンをおかずに白米を食べる感覚に近いかしら?(ううむ、ちょっと違うかな・・・)