米麺というと汁麺を想像しがちですが、東南アジアの国々では和えたり炒めたりさまざまな食べ方をして親しまれています。
今回は、米麺に肉、フレッシュな野菜、ハーブなどをたっぷり合わせ、粉唐辛子、ナンプラー、酢+生唐辛子、砂糖の4種類の調味料でいただく、タイスタイルの和え麺をご紹介します。
ボリューム感があってスタミナ満点。ハーブやレモン汁がたっぷりはいっているからビタミンCが補給できてリラックス効果あり。辛くて酸っぱくてほんのり甘い三位一体攻撃で食欲がアップ。今年はタイの和え麺で夏を乗り切りましょう!
米麺:中細(クイティアオ・センレック)…… 乾燥200g |
もやし(ひげ根を取る) …… 1袋 |
えび(背に切れ目を入れておく) …… 8匹 |
お好みの青菜(5cm長さにカット:写真は空芯菜) …… 4本 |
シーユーダム( 砂糖大さじ1+濃口しょうゆ2で代用可 ) …… 大さじ4 |
シーズニングソース(日本のしょうゆでも)…… 大さじ4(日本のしょうゆの場合は大さじ1/2) |
*ニンニク油 …… 大さじ4 |
黒こしょう …… 少々 |
グリーンリーフ(大きくちぎっておく) …… 8枚 |
蒸し鶏(裂く) …… 大さじ20g |
セロリの茎・葉(せん切り) …… 1/4 本 |
干しえび …… 4つまみ |
万能ねぎ(小口切り) …… 小さじ4 |
ピーナツ(砕いたもの) …… 小さじ4 |
*揚げニンニク …… 小さじ4 |
**天津冬菜(高菜の漬物でも) …… 4つまみ |
レモン …… 適宜 |
香菜(なくても) …… 適宜 |
【 調味料 】 |
粉唐辛子、ナンプラー、砂糖、酢+生唐辛子(小口切り) …… 各適宜 |
〔1〕麺は15分間ほど水につけて柔らかくなったらザルにあけ、キッチンバサミで1/2にカットしておく。
〔2〕ボールにシーユーカオ、シーズニングソース、黒こしょうを入れておく。
鍋に湯を沸かし、ザルに米麺、えび、もやし、青菜を入れて20秒間ほど茹でる。
〔3〕水気を切ってボールに入れ、調味料とよく混ぜ合わせる。
器にグリーンリーフを敷き、麺をのせ、蒸し鶏、セロリ、干しえび、万能ねぎ、ピーナツ、揚げニンニク、天津冬菜、レモン、黒こしょう、香菜をトッピングする。
レモンをギュッと絞り、4つの調味料をお好みで加え、よく混ぜ合わせて食べる。
◆ 卓上調味料 ◆
タイでは、卓上に必ず粉唐辛子、ナンプラー、砂糖、酢+生唐辛子の4つの調味料が置かれています。
麺メニューは、お好みに合わせて味を自由に調節するのが一般的。
◆ 食べ方 ◆
レモンを絞り、4つの調味料をお好みで加え、よーくかき混ぜていただきます。
砂糖と聞いて、一瞬えっ?と思ってしまいますが、少し加えると味に深みが出て驚くほどまろやかになるので、ぜひお試しください。
*揚げニンニク・ニンニクオイル
和え麺や汁麺など麺メニューのほか、炒め物にも欠かせない揚げニンニク。
作り方は、皮を剥いたニンニクをフードプロセッサーにかけ、低温の油でかき混ぜながらじっくり揚げる。軽く色がついたらザルにあけ、油はボールにとっておく。冷めたらそれぞれ別の容器に入れ保存する。
**天津冬菜
揚げニンニクと同じく、タイの麺には欠かせない冬菜の漬物。中国食材店でも手に入る。
塩味が強いため、和え麺に使うときは一度軽く湯通ししてから使用するとよい。
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