トルティージャをいろんな形に揚げて道端で売っている |
最近のメキシコシティ
ご存知、メキシコの首都。ここ数年、治安がかなり悪くなっているようだ。世界中から多くの観光客が訪れるようになり、トレンディなビルやホテルが軒を連ねるようになったことで、以前にも増して国内や中南米諸国から人が集まり、トラブルが増えたのだという。とうもろこしを煮たもの。粒がすごく大きい! |
昼間は、街中をプラプラ歩いて、路上で売られている料理やショッピングを比較的自由に楽しめる。ただ、タクシーには要注意。
絶対乗ってはいけないのは、リブレという流しのタクシー(緑と白の2トーンカラーのワーゲン)。見た目がすごくかわいらしいから、つい乗りたくなってしまうけれど、これが危険。タクシーを利用するのだったら、ホテルやレストランで手配してもらうか、呼び出しタクシーを。
とうもろこしを炒めたもの。フワ~んと香ばしい香りが漂ってくる |
メキシコに長く住んでいる日本人数人に会ったが、この人たちも未だに流しのタクシーには乗らないのだと言っていた。(移住して30年近くたつ男性は、たまに乗るようになったとのことだったが、そのときは、乗った途端、メキシコに長く住んでいることをスペイン語で一気にアピールするんだとか。)何しろ、流しのタクシーには乗らないほうがよい。
夜は、街を歩き回るのはなるべく控えたほうがよいかもしれない。特に女性の1人歩きは危険。このことは、いろんな人から口を酸っぱくして注意されたので、わたしもここはぐっと我慢した。最近本当に危ないらしい。
といっても、夜はずっとホテルにいたわけではなく、ホテルのひとにタクシーを手配してもらって、レストランへは出かけたが。
FAJITAS DE POLLO A LA PLANCHA 42ペソ(1ペソ約11円) ~ルームサービス~ |
メキシコ・シティは、多くの民族が集まる都市(首都)だけに、様々な地方料理がいただける。
この街はいまあらゆる面で進化しているが、食に関してもこの波は押し寄せてきていた。街中にヌーベル、インターナショナルといった言葉が多く見かけられた。いわゆる創作メキシコ料理といわれているものなのだが、日本の創作料理店で出す料理とは違い、“伝統的な料理を、洗練された盛り付けで、無理のない程度に仕上げている”。
この街には短い滞在だったので強くは言えないが、そんな印象を受けた。
今回メキシコ・シティでは、伝統的なレストラン、地方料理、ローカルレストランに足を運び、あとは家庭におじゃまして料理を習ってきた。レストラン情報、レシピなどの食情報は、後ほどじっくりご紹介したいと思う。
<世界の食紀行>~メキシコ編~ vol.2芸術の町サンミゲル・デ アジェンデ
<世界の食紀行>~ ネパール編 ~
<世界の食紀行>~ ベトナム編 ~
<世界の食紀行>~ トルコ編 ~