クスクスの発祥地・北アフリカではクスクスをこうして蒸す!

クスクス鍋1
北アフリカで使われるクスクス鍋。下段でスープを煮込み、上段にクスクスを入れ、蒸気でクスクスを蒸し上げる。スープの蒸気が旨みでアップする。
クスクスのおいしさは、小麦の香りと甘み、パラリとした食感を楽しめるところにある。(と、わたしは個人的に思っているのだが、)
これを堪能するには、やはり本場北アフリカの蒸し方にこだわるべし!

ということで、お湯戻ししたクスクスをパセリなどと合わせてサラダにして食べるのももちろんよいけれど(私も好きでよく食べますよ)、ときには本場流に蒸し上げて、クスクス料理としていただくのも最高だ。

そこで、クスクスの発祥地である北アフリカの一般的なクスクスの蒸し方をご紹介。
蒸し方は地域や家庭によって少しずつ異なるため、今回はわたしがお世話になったモロッコのお宅での蒸し方をもとにご紹介します。

発祥地北アフリカのクスクスの蒸し方

クスクス鍋2
上段には穴が開いており、ここにクスクスを入れて蒸し上げる。
1.ボウルにクスクスをいれ、水(またはぬるま湯)とオリーブオイル、塩を加えて混ぜ、数分間置く。

2.上段と下段に分かれたクスクス専用の鍋に下段でスープを煮込み、上段に寝かせておいたクスクスを移し(穴が大きいようだったらフキンを敷いてその上にクスクスをのせる)、鍋を重ね、フタをして蒸す。

3.途中、クスクスをボウルに移し、ぬるま湯、塩、オリーブオイルを加えてかき混ぜ、両手で擦りあわせてパラパラにする。(ダマが残らないようにするのがポイント!)

4.また専用鍋の上段に移し、この作業を5、6回繰り返してふっくらと蒸し上げる。最後は、お好みでバターを加えて両手で擦り合わせ、パラリと仕上げる。

注意:両手で擦りあわせるときは、かなり熱いので火傷しないように気をつけてくださいね。モロッコのお母さんも、時々声をあげながら、この作業を繰り返していました(笑)。

こんな蒸し方もあるとは!

圧力鍋クスクス
圧力鍋の蒸気の噴出し口を利用したクスクスの蒸し方。
右の写真は、わたしがお世話になったモロッコのフェズの家庭で撮ったもの。

圧力鍋の蒸気が噴き出す部分に、なんとクスクス専用?の器具を差し込み、そのなかにクスクスを入れ、ビニールで覆って蒸し上げていた!
この蒸し方は、どうやら調理時間を短縮したいときに使うようである。
しかしまぁ、よく考えたものですよね。素晴らしい!!


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