茨城県水戸市にある昔ながらのパン屋さん。開店時間はいつもきまって午後2時前後。その日によって多少のズレはありますが、開店間近になると、店先にどっと人が押し寄せてきます。

1P目…野菜サラダパン
2P目…メンチパン
3P目…あんドーナツ、予約必須の食パン

レトロなガラスケースに並ぶおふくろの味

店内は気取った感じもなく、とてもアットホームな雰囲気。レトロなガラスケースの中に、惣菜系を中心とした温もりのあるパンがずらっと並べられています。

例えば「野菜サラダパン」(126円)は、昔ながらのコッペパンに、薄切りのトマトときゅうり、さらには素朴な味わいのポテトサラダ(じゃがいも、にんじん、きゅうり、玉葱、ハムetc…)がたっぷり。見た目はどこにでもありそうな、何の変哲もないパンなのですが、ひとくち食べると、素直に「おいしい!」と思えます。

ポテトサラダのじゃがいもは、形が程よく残っていて、それ自体が豊満な風味を放ちます。大地の恵みを余すところなく堪能している感じですね。口の中でホロホロと崩れていくごとに素朴感が強まっていくので、最後のひとくちがやけに惜しくなってしまいます。

また、パンから放たれる甘~い香りや、味を引き締める玉葱の程よい辛みも、欠かすことのできない重要な要素。おおざっぱなようでも、つけ入るスキはほとんどない、といってよいでしょう。これぞまさしく「おふくろの味」。