2006年6月29日のおまかせコース15品!
今日いただくメニューを記念に作ってもらいました。お願いすれば誰でも可能です。 |
・原木椎茸とセップのビスケット
・アネットの香る キュウリとメロンのスープ
・アオリイカと青梅のタルタル ズッキーニの薄衣
・塩とオリーブ油が主役 山羊乳のヴァヴァロワ
・二人のブルトン 帆立貝と蕎麦の実
・新玉葱のグリエ、新玉葱のフォンデュ、小玉葱
・“熟成させた村公一さんの鱸”を螺鈿のように光る火加減で
・鼈のスープ
・仔鳩のローストとモレ
・ヴァン・ジョーヌ風味の16ヶ月コンテとモリーユ
・二度(Bis)焼いた(cuits)ビスキュイ
・美しいグラデーションのリュバーブとメレンゲのグラス
・柔らかいキャラメルのギモーヴ
・さくらんぼのタルト
・石版の中の小石
小さいながらも、絶大なるファーストインパクトを与えてくれる「原木椎茸とセップのビスケット」。 |
夏には絶対にいただきたい「アネットの香る キュウリとメロンのスープ」。 |
まるでにぎり寿司のような趣の「アオリイカと青梅のタルタル ズッキーニの薄衣」。 |
この一品は、青梅の爽快感と、アオリイカのまったりとした甘みのコントラストが実に見事! 青梅の持つやさしい刺激(酸っぱさ)が、イカの甘みを極限まで引き上げてくれています。ちょこんと添えられたアルモワーズ(ハーブ)の香りも、非常に心地よいですね。
食べれば納得! シェフのスペシャリテ!
シェフのスペシャリテ「塩とオリーブ油が主役 山羊乳のヴァヴァロワ」。誰もが認める傑作品! |
ヴァヴァロアだけならば、ここまで印象に残るものではないと思うのですが、フルール・ド・セル&オリーブオイルと組み合わせることによって、ヴァヴァロアの持つ、濁りのない澄んだ泉のような味わいが、あり得ないくらいに膨らんでいくのです! 塩が甘みを、オリーブオイルが香りを引き立て、さらには削られた百合根とマカダミアンナッツによって、味わいが一段と昇華させられているのです。
変化球は一切なし! 素材の力をストレートに押し出した、まさに直球勝負の一品ですね。食べ終えた後、これがシェフのスペシャリテだと聞いて、訪れた全員が大いに頷いてしまいました。
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