7,800円のコースから。
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「おしぼり」も洒落てます。 |
自家製のプチパン。もちもちです。 |
それでは、ジルのスペシャリテを盛り込んだ7,800円のメニュー「ルーアン」から御紹介します。
・シェフからの御挨拶
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どれもが手の込んだハイクオリティな内容。 |
まずは、「シェフからの御挨拶」と称して、カルダモンと八角が添えられたプレートに、一口サイズの「鴨肉のテリーヌ」、「パルメザンチーズのババロア」、「トマトのラタトゥイユ」、「スイカのグラニテ」が計4種類が登場。
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左から「鴨肉のテリーヌ」、「パルメザンチーズのババロア」、「トマトのラタトゥイユ」。 |
「鴨肉のテリーヌ」は肉の食感が秀逸でしたし、「トマトのラタトゥイユ」は円やかなテイストで食べやすいく、「パルメザンチーズのババロア」は、表面に「生ハム」のパウダーがコーティングされており、薫り高くコクがありながら、それでいてとても繊細な仕上がりになっているのです。
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こちらは「スイカのグラニテ」。 |
中でも特に印象的だったのは、これから夏にかけて愉しめそうな「スイカのグラニテ」。これは、マルガリータをイメージして構築された一品で、スイカのグラニテの上には、胡瓜とバジルのグラニテが層になっていて、スイカの甘味と香り、そこに胡瓜とバジルの青い風味が織り重なるように溶け合い、複雑で清涼感の高い味わいとなっているのです。また、ガラス器の淵に添えられた「塩」の演出も面白いですね。
・アミューズ
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海の幸がテンコ盛り。 |
アミューズは、海の幸をふんだんに盛り込んだ一品で、まるでグラスに入った「小さな海」のよう。
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日本が誇る海の幸に乾杯! |
クリーミーで甘くほのかな酸味を携えたカリフラワーのムースの上には、シャンパンのジュレと共に、「海草」「雲丹」「昆布」「白貝」「海ぶどう」等が溢れんばかりに寄せ合い、それぞれの旨味と色の彩りを魅せつけてくれます。そう、一言で例えるなら、まさに「海のカクテル」。