夜5千円コースより。
・先附
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先附 |
まず、先附として供されたのは「重陽の節句」ということもあり、「菊花」入りの胡麻豆腐。菊花の黄色が際立つ見た目にも鮮やかな一品で、口に入れると肌理細かく、とろんとした滑らかさが、舌の上に心地良く伝わってきます。
・椀物
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椀物 |
続いては「松茸」と「鱧」の椀物が登場。椀は先程と同じく秋(重陽)らしい菊花模様の蒔絵で、これまた風情たっぷりです。蓋を開けた瞬間に漂う「炙り鱧」の香ばしさと、松茸香が食欲をそそりますね。
・向附
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向附 |
古伊万里微塵唐草文様の器で供された造りは、「大トロ」、「シマアジ」、「帆立貝柱」という内容。とりわけ、シマアジの脂の乗った旨味に、大トロのとろける食感は、酒を呼ぶ味わいです。