自動車保険の内容と補償額（無保険車傷害）(2ページ目)

無保険車傷害は誰でも補償される？

無保険車傷害保険の補償範囲は以下の通りとなります。

■無保険車傷害～補償範囲は？

• 契約車両に運転中、乗車中の全ての人

※以下は歩行中、他の車に乗車中でも有効

• 記名被保険者
• 記名被保険者の配偶者
• 記名被保険者の同居親族、別居の未婚の子供

万一、ご家族が不慮の事故に巻き込まれた際にもしっかり補償してくれます。しかし、保険金は請求しなければ受け取ることができません。例えば「歩行中の事故だから」…と、お一人で考えず、どのような事故の場合でも加入中の保険会社に相談してみましょう。

無保険車傷害の支払い条件と支払額

非常に心強い無保険車傷害ですが、保険金額は一律2億円で、変更することはできません。また人身傷害保険に加入している場合には、人身傷害から優先して支払われ、不足分を無保険車傷害で補う形になります。
さてこんなに心強い保険ですが、相手に非があっても、運転している自分側の状況によっては保険金を受け取れない場合があります。

■無保険車傷害保険、支払不可のケース

• 無免許
• 酒気帯び
• 麻薬吸引
• 故意の事故（自殺、犯罪行為）、重過失
• 危険運転時（ラリー、レースなど）
• その他（台風、洪水など）

上記に該当してしまうと、万一の場合に保険金を受け取ることができません。その点からも安全運転を心掛けたいものです。